カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
女性地位向上60年の歩み ベアテ・シロタ・ゴードンさんを描いた映画公開 (読売・大阪版 2005/07/03朝刊)
個人の尊厳と男女両性の平等を定めた日本の憲法24条の起案者ベアテ・シロタ・ゴードンさんと、戦後60年間の日本の女性の地位の向上を描いた映画「ベアテの贈りもの」(藤原智子監督)が各地で上映されており、今月は大阪でも公開される。 1923年にウィーンで生まれたベアテさんは、父で、世界的ピアニストだったレオ・シロタさん、母とともに5歳で来日。幼少期を日本で過ごした。アメリカ留学中に日米が開戦。音信不通となった両親を気遣って、連合国軍総司令部(GHQ)のメンバーとして再来日。日本国憲法の草案起草委員会に唯一の女性として起用された。 草案に女性の人権の確立を盛り込んだが、多くは委員会で削除された。日本側の抵抗も強かったが、24条を通過させようと尽力した。 映画では、81歳になったベアテさんの半生を描きながら、女性の参政権の確立、労働省婦人少年局の設置、1976年から始まった「国連女性の10年」、男女雇用機会均等法の成立など、ベアテさんからの「贈りもの」を受けた日本の女性の戦後の歩みをたどっている。 初代の労働省婦人少年局長となった山川菊栄、女性初の大臣(厚生大臣)に就いた中山マサ、国会議員として活躍した市川房枝ら代表的な人物を登場させるほか、各界で現在活躍する女性のインタビューを盛り込み、女性の地位向上の歩みを検証している。 ベアテさんは映画の中で、「今の日本の女性は素晴らしいです。どうかこの憲法を一層生活の中に生かし、今度は世界の女性たちのために働いてください」と語りかける。 映画の製作委員会の代表は元文部大臣で、労働省婦人少年局長も務め、男女雇用機会均等法の制定に尽力した赤松良子さん。製作委からの拠出金や委員らの募金活動で映画づくりが実現した。 上映は9日午後1時から大阪・天満橋のドーンセンター(06・6910・8615)、16日から8月5日まで大阪市淀川区の第七藝術劇場(06・6302・2073)、7月24日には、兵庫県姫路市のイーグレひめじ(河石さん090・1394・8201)などでそれぞれ行われる。 その他、フィルム貸し出しなどの問い合わせはベアテの贈りもの製作委員会(03・5213・8663)へ。 写真=映画「ベアテの贈りもの」の中で語りかけるベアテさん
by alfayoko2005
| 2005-07-04 08:11
| Movies
|
ファン申請 |
||