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ロバーツ氏「偏見持たず」…米最高裁長官承認の公聴会 (読売 2005/09/13)
【ワシントン=坂元隆】ブッシュ米大統領から連邦最高裁長官に指名されたジョン・ロバーツ・ワシントン連邦高裁判事(50)の指名承認公聴会が12日、上院司法委員会で始まった。 ロバーツ氏は陳述のなかで、「(長官に)承認されたら、あらゆる事件に偏見を持たずとりくむ」と抱負を表明した。 司法委メンバーの各上院議員も発言を行った。 保守派として知られるロバーツ氏に対し、民主党議員を中心に、「あなたの過去の発言や書き物を見る限り、(承認に)ノーと投票せざるをえない」(ジョゼフ・バイデン議員)など、批判的な意見も出された。 指名承認公聴会は、ロバーツ氏に対する質疑応答なども含め、数日間は続く見通し。共和党議員が上院の多数を占めているため、現状のままなら承認される可能性が高い。 (2005年9月13日20時30分 読売新聞) 野党、中絶問題で追及へ 米最高裁長官の承認審議 (共同 2005/09/13) 【ワシントン12日共同】ブッシュ米大統領に連邦最高裁長官に指名されたジョン・ロバーツ連邦高裁判事(50)の指名承認公聴会が12日、上院司法委員会で始まった。野党民主党側は、妊娠中絶や同性結婚の権利、少数派優遇政策(差別是正措置)など、米国を二分する社会問題をめぐりロバーツ氏を徹底的に追及する構えを示した。 同委員会は、与党共和党の議員10人と民主党議員8人で構成。数回の審議を経た後、承認の可否を問う採決が月内に行われる見通し。 公聴会でロバーツ氏は「指名が承認されれば、開かれた心で裁判に臨む。最高裁の独立と高潔さを守るために警戒を怠らない」との決意を表明。 米最高裁長官、承認めぐり米議会で審議 (TBS 2005/09/13) アメリカのブッシュ大統領が最高裁判所長官に指名したジョン・ロバーツ連邦高裁判事を承認するかどうかの審議が、12日、アメリカ議会で始まりました。 「私には(こうすると言う)公約はありません。判事は、票と引き換えに何かを約束する政治家とは違います」(ロバーツ連邦高裁判事) 上院司法委員会での証言でロバーツ氏はこのように述べて、政治的な論争からは一歩退いて、中立の立場を取る考えを強調しました。 ロバーツ氏は保守派であり、野党・民主党は今後の審議の中で、妊娠中絶や同性結婚など、アメリカ国内で議論が二分されている問題について、見解を質す事にしています。 アメリカの最高裁長官は自ら引退しない限り、終生、その身分が保障されるため、現在50歳のロバーツ氏が承認されれば、長期間にわたってその地位を占めるものと見られています。(13日06:03) 米連邦最高裁長官 憲法観反映 終身の影響力 後継指名に注目 (朝日 2005/09/13朝刊) 米国で人種差別や政教分離、大統領選の当否などをめぐる憲法解釈を示す米連邦最高裁判所。その頂点に立つ最高裁長官は、自らの憲法観を示した判決を通じ、米国社会のみならず全世界に大きな影響を与える存在だ。長年にわたり長官を務めてきた保守派のレンキスト氏が今月亡くなり、ブッシュ大統領が指名した後継者が注目を集めている。(ワシントン=渡辺勉) 19年間にわたり長官を務めてきたレンキスト氏は3日、甲状腺がんのため、80歳で亡くなった。星条旗に包まれた棺(ひつぎ)は最高裁内に安置され、ブッシュ大統領らが次々と弔問に訪れた。 米国では法律家が各界で活躍している。連邦議員の約半数は法律家出身だ。政治をはじめあらゆる紛争の解決を司法に委ねる傾向がある。それだけに、時代の潮流に合わせて憲法を柔軟に解釈し、法律の合憲性を審査してきた最高裁の政治的役割は極めて大きい。 最高裁は判事9人からなる。終身制で、判決は多数決で決められるため、9人の憲法観が判決を左右する。中でも長官の存在は大きい。自分が多数意見の一員の場合に、多数意見の執筆者を決める権限があるからだ。 そのようにして書かれた多数意見が先例として強い影響力を持つ。長官自身が執筆者になることが多く、長官の憲法観が反映されることになる。 定年がないため、在職年数は長くなる。1789年に最高裁が発足してから長官は16人、平均年数は13年半。長官ごとに特徴ある判決が続くため、長官の名をとって「○○コート(法廷)」と呼ぶ。 歴代大統領は、自分の任期より長く務める可能性があり、影響力の強い長官・判事の人選に心を砕いてきた。 選んでも、上院で承認されるとは限らない。特に野党勢力が強い場合は簡単ではない。指名された判事のうち約2割は承認されなかった。 ブッシュ大統領が保守派のレンキスト長官の後任に保守派のロバーツ控訴裁判事(50)を抜擢(ばってき)したのは窮余の策だった。 ロバーツ氏は本来、7月に辞意を表明した中道派のオコーナー判事の後任に指名されていた。中道派を保守派に差し替えることで、保守派4人、リベラル派4人、中道派1人と伯仲するからだ。 ところが、レンキスト氏が3日に亡くなったため、ブッシュ政権としては後任を早急に決める必要が出てきた。長官が欠員のまま10月に最高裁の新会期が始まれば、残りの判事8人の中で最高齢でリベラル派のスティーブンス判事(85)が多数意見の執筆者を決めることになるからだ。 ロバーツ氏は穏健な保守派と見られており、今のところ承認される見通しだ。オコーナー判事は後任が決まるまで続投する。最高裁の構成を変える可能性があるオコーナー判事の後任人事が次の焦点になっている。 日本の人選「一子相伝」 最高裁判事の人選が厳しいチェックにさらされる米国とは対照的に、日本での任命過程はブラックボックスの中にある。そのトップである長官選びも例外ではない。 日本では、長官は70歳の定年が近づくと首相に後任を推薦するのが慣習になっている。内閣は通常、推薦通りに指名するとされ、天皇が任命する。内閣が司法の独立を尊重する表れともされる。推薦理由は「裁判と司法行政で豊富な経験を持つ」などといった漠とした文言でしか説明されないのが一般的だ。長官から次の長官へ。「一子相伝」のような後継者選びが、適切に行われているかどうかは、一般国民からはうかがいしれない。 現在の町田顕長官は、来年10月に定年を迎える。「総選挙で大勝した自民党が、後継選びにも口を出してくるのではないか」。ある最高裁関係者はそんな見方を示す。逆に、司法制度改革の中で司法の立法や行政に対するチェック機能の活性化も求められている。 (写真)6日、最高裁のホールに安置された故レンキスト最高裁長官の棺に向かって弔意を表すブッシュ大統領夫妻=AP
by alfayoko2005
| 2005-09-13 13:16
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