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未成熟の精子で出産に成功 北九州の病院、5人誕生 (共同 2005/09/13)
性染色体異常による無精子症の男性の精巣から未成熟の精子を取り出して行う体外受精に、セントマザー産婦人科医院(北九州市、田中温院長)が成功し、5人の赤ちゃんが生まれていたことが13日、分かった。 田中院長によると、染色体異常による無精子症患者のごくわずかな精子を取り出して行う体外受精は増えているが、成熟前の精子での妊娠、出産は過去に例がない。 この手法は、性染色体異常で精子が成熟しないクラインフェルター症候群の男性の精巣から、精子が成熟する一歩手前の「後期精子細胞」を取り出して凍結保存。顕微鏡下で卵子に直接注入する「顕微授精」を行う治療法。 染色体異常の男性不妊、未成熟精子で5児誕生 (読売 2005/09/13) 染色体異常による不妊症の男性患者の精巣から未成熟の精子細胞を取り出し、体外受精に使う不妊治療を、北九州市のセントマザー産婦人科医院(田中温院長)が試み、5人の子供が生まれていたことが13日わかった。染色体異常による不妊症患者の未成熟精子細胞による出産は世界初という。 患者の病気は、先天的に性染色体に異常があるクラインフェルター症候群。多くの場合が無精子症となるが、不妊治療の進歩で、精巣内の精細管からわずかに精子を採取して体外受精を行う場合も増えている。しかし、精子が取れる人は患者の約半数以下と少なく、第三者の精子提供を選択する人も多かった。 田中院長らは、2002年から昨年までに受診したクラインフェルター症候群の患者35人の精巣内を調べ、成熟精子の前段階にあたる「後期精子細胞」が見つかった20~30代の患者4人から、この細胞を採取して凍結保存した。 その後、顕微鏡下で卵子に直接注入する顕微授精を実施。2002年から今年7月までに4組が妊娠、双子1組を含む男児3人、女児2人が生まれた。2歳を迎えた子供もいるが、いずれも性染色体に異常はなく、順調に育っているという。 田中院長は「男性不妊患者の後期精子細胞を調べると、99%以上の確率で性染色体異常はみられず、正常出産も可能。性染色体異常が子供に遺伝するなど遺伝子異常の心配は少ないと考えられる」と話している。 クラインフェルター症候群 男性の600~1000人に1人の割合で見つかるとされる、最も頻度の高い性染色体異常。本来、男性の性染色体はXYの対だが、Xが一つ多いXXY型になることが多い。精子のもとになる精母細胞から精子細胞を経て精子へ成熟させる精巣機能が不完全で、睾丸(こうがん)も小さく、無精子症など男性不妊の原因になる。染色体異常による男性不妊では約6割を占める。
by alfayoko2005
| 2005-09-14 00:11
| ジェンダー・セックス
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