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少女巻き込む性犯罪/モラル低下も拍車 (朝日・宮城版 2005/09/21)
18歳未満の少女を巻き込んだ児童買春や淫行(いん・こう)などの性犯罪が一向に減らない。大人はもちろん「被害者」である若者のモラル低下もその傾向に拍車をかける。最近は携帯電話の出会い系サイトに代わり、友達の紹介から道を誤るケースが増えているのが特徴という。警察や児童相談所などは「凶悪な犯罪に巻き込まれる危険もある」と警戒を強めている。(金子智彦) ■きっかけは友達 県警の今年8月までのまとめでは、児童買春や県青少年保護条例(4月から青少年健全育成条例)違反容疑などで摘発された加害者は66人で前年同期比で5人増えた。 携帯の出会い系サイトがきっかけのケースは昨年から3割ほど減少したが、今は友達から直接勧誘を受ける「紹介型」が急増しているのが目立つという。 ■「いいお金」入るバイト 県北にある署の相談室。少女と向かい合った捜査員は「まさか」という感覚にとらわれがくぜんとしたという。目の前に座る一見「普通」の少女が無店舗型風俗店(通称デリヘル)で働いていた。 彼女たちは気の合う友達から「お金が入るいいバイト」という口コミに軽々と応じていた。時には車で1時間ほどかかる場所まで出張することもあったという。 ■家族の愛情求めて「交際」 ただ、少女たちが見知らぬ大人に身を委ねる理由を、金欲しさという単純な動機だけで割り切ることは出来ない。親とのコミュニケーション不足など少女を取り巻く社会環境が原因と指摘する声もある。 京都大大学院の木原雅子助教授(社会疫学)はこれまでに13万人を超える中高生に性意識調査などを実施した。その中にはお金ではなく、家族の愛情を求めたり、相談相手を得たりするために援助交際に走った例もあったという。 木原助教授は「現実の人間関係が希薄化する一方で、マンガやテレビから非現実の性情報を刷り込まれ、子どもは性関係をせかされている」と指摘、「子どもを取り巻く大人が、人と人とのつながりでしか得られない温かみを伝える重要性を再認識すべきだ」と話す。 ■「気づき」促す姿勢大切 仙台市児童相談所では「性の逸脱行為」をした少女らと面談などを繰り返して自立を促す活動を行っている。 面談に臨む少女の態度は一様に「うざい(うっとうしい)」「みんなやってる」。年々、規範意識の低下が顕著という。そんな意識を変えるには、やはり親のサポートが必要不可欠。高橋達男主幹は「命令口調で諭すと少女は逆に反発する。共に歩みながら『気づき』を促す姿勢が大切だ」という。 夏休み期間中、繁華街では未明まで遊びに興じる若者の姿が目立った。県警少年課の飯塚公良夫課長は「エイズや性病にかかる危険性が高まり、凶悪犯罪に巻き込まれる恐れもある。十分注意してほしい」と警鐘を鳴らす。 各地区の児童相談所では、思春期の子どもの悩みを受け付ける電話窓口が設置されている。仙台市児童相談所の相談専用電話番号は(022・718・2580)。
by alfayoko2005
| 2005-09-22 12:20
| ジェンダー・セックス
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