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[プロフィル]第17代米連邦最高裁長官に就任した ジョン・ロバーツ氏50 (読売 2005/10/01朝刊)
◆米法曹界の超エリート 米法曹界の超エリートが2か月余りにわたる議会と世論の厳しい審査をくぐりぬけ、ついに過去約200年間で最も若い最高裁長官となった。 ハーバード大法科大学院卒業後、故レンキスト最高裁長官(当時は判事)の書記官に抜てきされた。司法省やホワイトハウスの高官を歴任し、これまで2年間余り、ワシントン連邦高裁の判事を務めた。 上院の公聴会では、民主党議員から、妊娠中絶問題などへの見解を尋ねられ、保守的傾向を厳しく追及されたが、「自分はイデオローグではない」と反論、あくまでも法に基づき判断する公正な姿勢を強調した。あまりの優等生ぶりに「失敗を経験せずにやっていけるのか」(コラムニストのリチャード・コーエン氏)との指摘もある。 やはり法律家の妻ジェーンさんと2人の養子を迎え、ワシントン近郊に住む。(ワシントン 坂元隆) 米連邦最高裁、岐路に ロバーツ長官の就任 保守に傾く可能性 (読売 2005/10/01朝刊) ◆中間派判事の後任注目 【ワシントン=坂元隆】米上院の承認を得てジョン・ロバーツ連邦最高裁長官(50)が29日就任し、米国民の関心は、辞意表明しているサンドラ・オコーナー最高裁判事の後任にブッシュ大統領がだれを指名するかに移った。中間派とされるオコーナー判事にかわって保守派の判事が指名されれば、保守派とリベラル派がせめぎあう最高裁のバランスが保守に傾くのは確実。米国社会の潮流を左右する存在でありながら、過去11年間判事の交代がなかった最高裁は今、大きな岐路に立たされている。 「今度こそコンセンサスを得られるような指名をしてほしい」――ロバーツ長官承認に反対票を投じた民主党議員の一人、チャールズ・シューマー上院議員は29日、改めてブッシュ大統領にくぎをさした。 最高裁判事は大統領が指名するが、一度就任すると、弾劾されない限り辞任を迫られることはない。このため、9人の最高裁判事はリベラル派4人、中間派2人、保守派3人にほぼ色分けされてきた。保守派の一員だった故レンキスト長官の後任には同じく保守派と目されるロバーツ氏が就任して色分けに変化はなかったが、オコーナー判事の後任に保守派が指名されると保守派4人となり、リベラル派と同数になる。 最高裁は、人工妊娠中絶、人種的少数派優遇政策、死刑制度など、国民的関心事項で必ず選挙の争点にもなる問題に対し、司法判断を下す。最高裁人事は大統領と上院が司法に関与できる極めて貴重な機会で、共和、民主両党とも、人事に自らの意見を反映させようと必死になる。 最高裁の長官と判事をほぼ同時期に指名するというめったにない機会に恵まれたブッシュ大統領は、上院での長官承認を優先し、新判事の指名を控えてきた。指名は週明けにもあると見られるが、大統領は「多様性は国家の力のひとつ」と述べ、女性や中南米系などの人物の指名を念頭においていることを示唆した。いずれにせよ、妊娠中絶に極めて厳しい立場をとる大統領が、保守派以外の人物を指名する可能性は乏しい。 保守化が進むといわれる米国民自体も、最高裁の行方にとまどい気味のようだ。12日発表されたピュー・リサーチ・センターの世論調査では、「より保守的な人物を指名すべきだ」と回答した人は全体の30%にとどまり、「リベラルな人物を指名すべきだ」(24%)を上回ったものの、「今のままでいい」(39%)は下回っている。 ◇米連邦最高裁判事の顔ぶれ=表略 写真=ロバーツ氏(ロイター)
by alfayoko2005
| 2005-10-02 00:13
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