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[彩の人]モーツァルト療法を唱える埼玉医大教授 和合治久さん56 (読売・埼玉版 2006/05/02朝刊)
◇わごう・はるひさ(狭山市) ◆楽聖の調べに治療効果夢は「音楽の処方」 今年、生誕250年を迎えたモーツァルト。その音楽の治療効果に着目し、「モーツァルト療法」を唱えている。 モーツァルトの音楽が持つ三つの特性、〈1〉高周波の音が聴覚を刺激して脳にエネルギーを与える〈2〉倍音が豊富〈3〉旋律に川のせせらぎのような“揺らぎ”がある――が、副交感神経を効果的に刺激して精神をリラックスさせ、耳鳴りや不眠症など様々な症状に効果が見込めるのだという。 「現代人は様々な肉体的、精神的ストレスを抱え、夜でも明かりの中で暮らすため、交感神経が優位になりすぎて緊張状態が続いている。ストレスを軽減して副交感神経の働きを高め、交感神経とのバランスを正常に戻す必要がある」 この療法を提唱するようになったきっかけは、モーツァルトを聴かせるとラットがより早く迷路の出口を見付けられたという実験結果だった。 学生130人を相手にテストをしたことがある。モーツァルトを聴かせ、唾液(だえき)が出始めたら右手を挙げてもらった。唾液が出るのは副交感神経が活発に働いていることを示す。早い人で5秒後、最終的には6割の学生が手を挙げた。 音楽療法の理想的な受け方は、1日3回、明かりを消すかアイマスクをして光を遮り、ヘッドホンを使用すること。 自身も朝起きて5分、通勤途中の車中で往復計50分、就寝前に15~20分聴いている。講義前に聴くと精神状態が安定して「論理的に話せるようになる」という。 推奨する曲は、高周波音を豊富に含むバイオリン曲やピアノ曲。「人は母胎内で育つでしょ。胎内は水の中だから高い音しか届かない。だから高い音は、人の魂に届きやすい」 モーツァルト作品の中でも、テンポが良く、純粋で明るく、透明感に満ちているという「ディベルティメント」が特に気に入っている。 「手軽で安価だし、副作用もない。在宅医療にも使える。将来は『糖尿病にはこの曲』というように、症状に応じて『音楽の処方』ができれば」と夢を抱く。(荒谷康平) 写真=音楽療法を研究している和合さん
by alfayoko2005
| 2006-05-03 02:23
| Music
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