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2006.05.05 - P-navi info
マリアム・サイードさんの言葉より (NHKbs1「きょうの世界」から) 思想家の夫の生涯が映画に 「民族共生」私も信じている サイード夫人に聞く (読売 2006/05/03朝刊) パレスチナ出身の米国の思想家、エドワード・サイード(1935~2003)の生涯をたどった映画『エドワード・サイード OUT OF PLACE』(佐藤真監督)が近く公開される。これに合わせて、マリアム・サイード夫人が来日した。中東情勢が混迷する中、対話による共存を説いたサイードの思想に改めて注目が集まる。 ――完成した映画をご覧になった感想は。 「夫の姿は写真でしか出て来ないのに、その存在は確かに感じられる。とても印象深い映画です」 ――音楽に関する思い出が多く出てきます。 「ピアノを弾き、多くの音楽評論を残した夫にとって、音楽は誰に対しても平等に開かれている芸術でした。彼はパレスチナ人とイスラエル人の音楽による対話に希望を託していました」 ――晩年、世界的なピアニスト・指揮者のダニエル・バレンボイム氏と一緒に活動されていました。 「2人は1999年からアラブとイスラエルの若い音楽家で合同オーケストラを作るプロジェクトに取り組みました。政治的立場の異なるメンバーは、お互いの演奏を尊重しながら同じ目標に向かって力を合わせます。これは異なる主張に耳を傾ける寛容さをはぐくむトレーニングになります」 ――プロジェクトはいま、どうなっていますか。 「バレンボイム氏と私は基金を作って事業を継続しています。また音楽による交流を進めるため、パレスチナのイスラエル占領地に音楽学校を創設しました」 ――現在、パレスチナ情勢は困難に直面しています。 「イスラエルはパレスチナ占領地を分離する政策を進めています。しかし二つの民族の共生は可能だと思います。夫の楽観的な希望を支えていたのは、音楽が持つ対話の精神でした。理想主義と言われるかも知れませんが、私もそれを信じています」 (聞き手・松本良一) ◇ 『エドワード・サイード OUT OF PLACE』は、16日から東京都千代田区のアテネ・フランセ文化センター(電話03・3291・4339)で公開される。夏以降、大阪、京都でも上演が予定されている。 写真=「危機的情勢の中でも希望は捨てません」と語るマリアム・サイード夫人(4月28日、都内のホテルで) 写真=映画の1シーン。占領地を分離する壁とパレスチナの子供たち 写真=エドワード・サイード氏(AP) 映画ホームページ
by alfayoko2005
| 2006-05-05 00:01
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