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所属議員に醜聞、米共和党に逆風 (日本経済 2006/10/05)
【ワシントン=加藤秀央】米共和党の男性議員が少年にわいせつな内容のメールを送っていたことが発覚し、中間選挙で苦戦する同党がさらに激しい逆風にさらされている。指導部の対応が遅れた疑惑も浮上し、党幹部は火消しに懸命だ。 フォーリー下院議員は2003―05年に、議会で事務手伝いとして働いていた複数の少年に性的な行為などを示唆する内容のメールを送っていたという。同氏は先月末に議員を辞職。未成年保護を推進する議員連盟の会長だった同氏の行為に共和党は大揺れとなった。追い打ちをかけるように、ハスタート下院議長が今春にはメールの存在を知っていたと共和党の同僚議員が暴露した。 (07:01) 米中間選挙 共和党下院議長の進退論議も わいせつメールで大揺れ (産経 2006/10/05) 【ワシントン=有元隆志】米共和党下院議員が事務見習いの少年に不適切な電子メールを送ったとして辞職した問題は、共和党指導部の隠蔽(いんぺい)疑惑も浮上し、ハスタート下院議長の進退問題にまで飛び火した。議長は辞任を強く否定しているが、共和党内からは11月の中間選挙を控え、この問題が尾を引くことを懸念する声も出てきている。 フロリダ州選出の下院議員だったマーク・フォーリー氏(52)は、見習いの少年らに服を脱ぐよう求めるなどわいせつなメールを送っていたことが発覚し、9月29日に責任をとって辞職した。 当初はフォーリー氏の個人的な問題とみられていたが、ハスタート議長ら共和党指導部が、今年春には問題を知っていたとの疑惑が出てきた。 ベイナー共和党院内総務は3日、この春に議長とこの問題について協議したことを認めた。しかし、同議長自身は同日、先週末に発覚するまで知らなかったと隠蔽疑惑を否定した。保守系の米紙ワシントン・タイムズは3日付の社説で、問題を放置したとしてハスタート議長の辞任を求めたが、同議長は要求を拒否した。 ブッシュ大統領も3日、遊説先のカリフォルニア州で、フォーリー氏の行動には「落胆した」と批判する一方で、議長については間接的ながら支持する考えを示した。 これに対し、議会少数派の民主党は「共和党は問題を知りながら、少年の保護を怠った」(ペロシ下院院内総務)と、下院倫理委員会などで追及する構えをみせている。 共和党内では中間選挙を約1カ月後に控え、上下両院の過半数維持に向け苦しい戦いが続くなか、問題の早期決着を望む声が強い。4日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、共和党内では、過半数維持を前提に、議長が選挙後に再選を求めないと宣言するとの選択肢が検討されているという。 性的醜聞 米共和党大揺れ 下院議員辞職「対応怠った」 幹部の責任論浮上
by alfayoko2005
| 2006-10-05 09:10
| LGB(TIQ)
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