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エイズ会議 清潔な注射器・針や経口麻薬 薬物感染抑制へ供与も (読売・大阪版 2005/07/03朝刊)
禁止薬物の回し打ちによるエイズの拡大を防ぐため、清潔な注射器や注射針を配ったり、経口の合成麻薬を提供したりする「ハームリダクション」(害の軽減)という手法を積極的に進める方針を、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2日、神戸市で開催中のアジア・太平洋地域国際エイズ会議で明らかにした。取り締まりだけでは人々を感染から守れないという現実を重視した考え方で、会議では既に実施している国々からの報告も行われた。 UNAIDSによると、注射薬物の常用は、アジアでHIV(エイズウイルス)感染が増えている大きな要因。しかし逮捕を恐れて公的機関との接触を避けることが多く、アジア16か国の調査では、薬物常用者の5%にしか予防プログラムが届いていない。不衛生な注射で感染した後、性交渉で感染を広げることも多い。 このため「薬物使用を断つのが望ましいが、すぐは無理だから、まずはHIV感染を防ぐサービスを提供すべき」と判断した。米国から「乱用を助長しかねない」と反対意見が出たが、世界的な方針として承認されたという。世界保健機関(WHO)も6月末、経口の麻薬「メタドン」をヘロインなどの代替薬として基本薬剤リストに追加した。 ハームリダクションは豪州で1990年ごろから始まり、オランダなど欧州の一部のほか、インド、ネパール、ベトナム、イラン、中国も最近導入。マレーシアも8月からメタドンを使う診療所を12か所設ける。 この日の会議では、豪州の「北部準州エイズ肝炎協議会」が、清潔な注射器を提供した約560人へのアンケート結果を報告。87%は過去半年間に使用済みの注射器を使ったことがなく、事業の有効性が明らかになった。しかしコンドームを必ず使っている人は48%で、同協議会のリサ・ショウさんは「性交渉で感染を広げる可能性を教えることも大切だ」と話した。〈関連記事34面〉 神戸で開会のエイズ国際会議 光るレッドリボン人気 日本のNGO販売のバッジ (読売・大阪版 2005/07/03朝刊) 神戸市で開会中の「アジア・太平洋地域エイズ国際会議」の参加者に、「レッドリボン」の光るバッジが人気を集めている=写真。患者や感染者への理解と支援を求めるシンボルで、会議に合わせ、日本の民間活動団体(NGO)が作った。 発光ダイオードと小型電池で点滅する仕組み。会場でNGOメンバーが参加者に配り、活動資金を得るため1個400円前後で販売したところ好評で、あるNGOは用意した300個の在庫が数十個まで減った。 インドの団体職員アルニマ・バットナーガさん(26)は「バッジをつけた人に、つい声をかけてしまう。バッジが人と人をつなぐように、エイズへの理解も広まってくれれば」と、お気に入りの様子だった。
by alfayoko2005
| 2005-07-04 08:22
| HIV/AIDS
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