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医療ルネサンス 増える性感染症(2)淋病 注射が標準治療 (読売 2005/07/06)
![]() 「繰り返し感染する患者さんも少なくありません」と細部高英さん(東京・根津の医院で) かつて性感染症の代名詞であった淋病(りんびょう)(淋菌感染症)。ペニシリンなどの抗菌薬の登場で感染者は減り続けてきたが、10年前から再び増加に転じた。 予防に関心が薄い若者の性行動に加え、背景には抗菌薬が効かない耐性菌の出現がある。意外なことに、口を介した感染も広がっている。 東京都の男性(20)は今年2月、小便をすると尿道が痛み、泌尿器科医院で、淋病と診断された。この病気は男性では潜伏期間2~7日の後、排尿痛のほか、尿道から膿(うみ)が出て気づく人が多い。 一方、女性はおりものが増えたり、性器がかゆくなったりすることがあるが、ほとんどが無症状。このため統計上の感染者数は男性が圧倒的に多い。 淋菌には、経口の抗菌薬が使われてきた。この男性も1週間の服用を続けたが、排尿痛はおさまらず、再度受診すると、別の抗菌薬に切り替わった。それでも治らない。 慈恵医大泌尿器科教授の小野寺昭一さんらの研究によると、経口抗菌薬は発売当初の有効率がほぼ100%であったものでも、10年余りで20%程度に低下してしまうものが多い。不適切な使用により耐性菌が増えたためだ。 小野寺さんは「現在、淋病を完全に治せる経口抗菌薬は存在しない」と言う。このため、日本性感染症学会が昨年作った指針では、経口薬ではなく、抗菌薬の注射を標準的な治療法に定めている。 この男性は、いつまでも治らないことを不審に思って3月、性感染症治療を多く手がける東京・根津の泌尿器科「細部(ほそべ)医院」を訪れた。 院長の細部高英(たかひで)さんはすぐに注射薬を1回打ち、「恋人にも婦人科で検査するように伝えて下さい。治っても互いに感染させてしまう“ピンポン感染”を繰り返す可能性があるから」と続けた。性感染症は、パートナーと同時期の治療が不可欠だ。 男性は1週間後に再度、受診し、尿検査で完治が確認された。細部さんは「放置すると男性は精巣周辺まで炎症が広がり、女性は卵管炎を起こして不妊になることもある」と警告する。 最近、感染拡大に拍車をかけているのが口内性交だ。細部さんが昨年1年間、男性の感染者に聞き取り調査したところ、感染行為の半数以上が口内性交だった。淋菌が性風俗従事者らののどに住みついても症状はなく、感染を広げている。 淋病も、接触により感染するので、コンドームの使用で予防できる。 淋菌感染症 性感染症の中で男性はクラミジアに次ぎ、女性はクラミジア、性器ヘルペスに次いで3番目に多い。膣(ちつ)分泌液や尿の核酸増幅検査(遺伝子検査)が、泌尿器科や婦人科などで受けられる。結果が出るのは約5日後。尿などを顕微鏡で調べ、当日、すぐに結果が分かる検査もある。 増える性感染症(1)クラミジアから不妊も (読売 2005/07/05)
by alfayoko2005
| 2005-07-06 10:07
| ジェンダー・セックス
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