カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
医療ルネサンス 増える性感染症(3)子宮頸がんの誘発も (読売 2005/07/07)
![]() 子宮頸がんの細胞診を行う佐々木寛さん(左)=慈恵医大柏病院で 東京都に住む40歳代のB子さんは1994年春、母に誘われて「子宮頸(けい)がん検診」を受けた。綿棒で子宮の入り口部分(頸部)の細胞をこすり取って顕微鏡で観察。がん細胞の有無を調べる。 1週間後、「がんの可能性があるので、精密検査を」と病院から電話があった。予想外の結果に、生後半年の長女の行く末を思い、心配で眠れなくなった。 紹介された慈恵医大病院(東京・新橋)での検査の結果、子宮頸部の浅い部分にとどまる早期のがんとわかった。頸部を円錐(えんすい)状に切り取って子宮を残す「円錐切除術」を、この年の夏に受けた。 手術から2年4か月後には二女も生まれ、今、子育てに忙しい毎日を送る。 子宮頸がんは、性行為によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が発症に関係している。 HPVはありふれたウイルスだ。女性の8割が感染するが、免疫の力で発症が抑えられるので、ほとんどで自覚症状はなく、感染に気づかない人も多い。 中には、イボができたり、かゆみや性交痛を訴える人もいる。男性は陰茎(いんけい)や陰のう、女性は陰唇(いんしん)や膣(ちつ)などに、淡紅や薄茶色のイボができ、大きさは1ミリから親指大まで幅がある。ピンセットや電気メスで切り取れば治る。イボを「尖圭(せんけい)コンジローマ」と言う。 しかし、このウイルスには、「高リスク型」というタイプがある。それが子宮頸部の細胞に変化を起こし、数年以上経て、がんになる危険がある。B子さんも高リスク型のHPVに感染していた。 HPVは、肛門(こうもん)周辺の粘膜からも感染するので、完全ではないが、コンドームによる予防効果はある。B子さんは「コンドームを使わない性行為は、いろいろな性感染症の危険があるんですね。それを考えると怖い」と反省する。 HPVの感染がわかっても、ウイルスを取り除く薬はないが、心配し過ぎるのも考え物だ。高リスク型の感染者は20~30歳代の女性の4人に1人に上る。その中で子宮頸がんになるのは数百人に1人以下。がんになりやすい遺伝体質、喫煙、ストレスなどが重なってがん化するとされる。 子宮頸がんへの対策は検診だ。厚生労働省研究班は昨年、対象年齢を「30歳以上」から「20歳以上」にするよう勧告。多くの区市町村が、対象年齢を引き下げた。慈恵医大柏病院産婦人科助教授の佐々木寛(ひろし)さんは「若い女性も恥ずかしがらず、検診を受けてほしい」と訴えている。 ヒトパピローマウイルス(HPV) 90種類以上の遺伝子の異なるウイルスが確認され、うち、子宮頸がんになりやすいのは十数種類。悪性度を判別するウイルス検査があるが、保険はきかない。5000~6000円の設定が多い。 増える性感染症(2)淋病 注射が標準治療
by alfayoko2005
| 2005-07-07 14:06
| ジェンダー・セックス
|
ファン申請 |
||