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医療ルネサンス 増える性感染症(4)再発多い性器ヘルペス (読売 2005/07/08)
![]() 性器周辺に不快感やかゆみを感じた翌日、今度は激痛が襲ってきた。焼けるような痛みは一日中続き、歩くのもつらい。性器や肛門(こうもん)周辺に水ぶくれができた。 怖くなった神奈川県のC子さん(25)は2000年夏、帝京大溝口病院(川崎市)に駆け込んだ。産婦人科客員教授の川名尚(たかし)さんは、症状から性感染症の一つ、性器ヘルペスと確信した。 単純ヘルペスウイルス(HSV)による性感染症。昨年1年間に治療を受けた感染者数は約7万4000人。女性は男性の約2倍だ。 潜伏期間は2~10日。抗ウイルス薬による治療をしないと強い症状が2週間以上続く。C子さんも薬を服用して、3日後には痛みも水ぶくれもおさまり、日常生活を取り戻した。 薬で症状は抑えられても、残念ながらウイルスは体内に残り、完治することはできない。骨盤内の仙髄(せんずい)神経節などに潜伏し、体調を崩したり、生理がきたりするなど免疫が落ちた時に、再発を繰り返す。再発時の痛みは、初発時より軽く、その頻度は月に2、3回から年に1、2回までと個人差が大きい。 再発の恐怖は感染者に大きなストレスを与える。「いつ痛みが出るかと思うと仕事に集中できない」。C子さんは涙を流した。 HSVは接触により感染するが、性器だけでなく、肛門周辺の粘膜からも出てくるので、コンドームによる予防効果に限界がある。 「付き合っている彼にうつしていないだろうか」 意を決して告白。相手も検査を受けたところ、結果は陽性だった。自覚症状がない場合もあり、気づいていなかった。 「同じ病気の仲間とわかって、なんだかホッとした」とC子さん。2003年春に、その男性と結婚。年に2、3回、再発するが、夫婦で支え合う。 川名さんは「性器ヘルペスで、がんや不妊になることはないので、深く考え込まず、上手に病気と付き合ってほしい」と話す。 注目を集めているのが、再発を予防するために抗ウイルス薬を毎日服用する「再発抑制療法」だ。海外では1980年代から始まり、50か国以上で行われている。性交渉相手への感染予防効果もあるとされる。 しかし、日本では再発予防目的での処方は保険で認められておらず、現在、承認を待っている段階だ。 性器ヘルペスの検査 患部の細胞を取ってウイルスに侵されているか、顕微鏡で調べる検査が保険で認められている。しかしこの検査は感度が悪く、5~8割の感染者を見逃している、との指摘がある。厚生労働省研究班は、ウイルスを増幅して、その有無をチェックする、精度が高い検査法を開発中だ。 (2005年7月8日 読売新聞) 増える性感染症(3)子宮頸がんの誘発も
by alfayoko2005
| 2005-07-08 12:36
| ジェンダー・セックス
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