男女共同参画を形に さいたまで23日に集い (埼玉新聞 2005/07/17)

男女共同参画を形に　さいたまで23日に集い (埼玉新聞 2005/07/17)
　
　「埼玉から男女共同参画社会をつくりだそう」という集いが、二十三日午後一時半から、さいたま市浦和区のさいたま市民会館うらわで開かれる。

　秋山淳子さん（共学ネット・さいたま）、進藤敬子さん（「私たちの教育基本法を広める会」）ら、女性九人が呼び掛け人となった実行委員会主催。

　「ジェンダーの主流化を進めるために『両立支援型』の社会政策への転換」と題し大沢真里東京大学社会科学研究所教授が講演。子どもたちをとりまく性の現状について田代美江子女子栄養大学講師、つくる会教科書問題について坂本洋子教育と自治・埼玉ネット共同代表が問題提起する。

　「性教育は過激」「ジェンダーの用語を使うのはだめ」など、共同参画を進めよう、とする女性たちに“逆風”が強まっている。県は二〇〇〇年に全国に先駆けて男女行動参画条例を制定しており、集いでは実現のための方策を考える。

　問い合わせは、事務局（０４８・８８１・７０４０）へ。