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連邦最高裁に保守派のロバーツ判事を指名 米大統領
2005.07.20 Web posted at: 10:48 JST - CNN ![]() ワシントン(CNN) ブッシュ米大統領は19日夜、中道派判事の引退に伴い欠員となった米連邦最高裁の判事に、ワシントンの連邦高裁判事を務めるジョン・ロバーツ氏(50)を指名した。歴代の共和党政権と関係の深いロバーツ判事の指名には、民主党の抵抗や人権団体の批判が予想される。最高裁判事が新しく指名されるのは11年ぶり。 ホワイトハウスでロバーツ判事と共に会見したブッシュ大統領は「連邦最高裁の判事指名は、大統領による決定の中でも最も影響の大きいもののひとつ」と述べた上で、「ジョン・ロバーツは職業人としての人生の全てを、正義のために捧げてきた」とロバーツ判事を紹介。共和、民主両党から高く評価され、憲法の原理原則と「法の下の正義」の擁護に自分を捧げている人物だと称賛した。 指名を受けたロバーツ判事は、「名誉であると同時に、とても謙虚な気持ちにさせられる」と述べ、最高裁の階段を上るたびに「何かがこみあげてくる」と話した。 バランスのとれた中道派として評価されていたサンドラ・オコナー判事(75)の引退表明を受けて、ブッシュ大統領に指名されたロバーツ判事は、1979年にハーバード・ロー・スクールを卒業後は、ウィリアム・レンクイスト最高裁判事(現長官)の補助員として調査官を務めた。レーガン政権下では、司法長官の特別補佐官やホワイトハウスの法務顧問の助手などを務めた。 現大統領の父ブッシュ氏の政権下で訟務次官を務め、最高裁で争われる行政関係の裁判で、政府の弁護士となった。この間、中絶権をめぐり米国で激しい議論の焦点となっている「ロー対ウェード訴訟」に対する1973年最高裁判決に反対する主張を展開。ロバーツ氏は後にこれは、当時の政府見解を代弁したのであって、自分個人の考えではないと主張している。 投開票結果をめぐりもめた2000年大統領選の際には、ブッシュ・チェイニー陣営を支えた法務チームの1人だった。 ブッシュ大統領は01年に、ロバート氏をワシントンの連邦高裁判事に指名したが、上院の民主党がこれに抵抗し、指名承認は03年にずれこんだ。 米最高裁判事に保守派のロバーツ氏 (読売 2005/07/20) 【ワシントン=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領は19日、先に辞任を表明した米連邦最高裁のサンドラ・デイ・オコーナー判事(75)の後任に、ワシントン連邦高裁のジョン・ロバーツ判事(50)を指名した。 中道派のオコーナー判事の引退を受け、保守派とリベラル派による激しい駆け引きが行われていたが、保守派のロバーツ判事の指名で、ブッシュ大統領が意図する最高裁の保守化に向け一歩前進した形だ。米社会で論争をよぶ妊娠中絶の是非に関する司法判断にも影響を及ぼす可能性がある。 ブッシュ大統領は指名の理由について、「憲法を厳格に適用する司法判断ができるこの世代では最高の人材」と説明。ロバーツ判事も「名誉なことで謙虚に受け止める」と答えた。最高裁判事に就任するには上院での承認が必要だが、認められれば、最高裁判事9人の内訳は、保守派とリベラルが4人で拮抗し、残る1人が中道派となる。オコーナー判事は妊娠中絶の権利を基本的に認めた73年の「ロウ事件判決」に反対の立場を示したこともある。 ロバーツ氏は司法省勤務などを経て、2003年から連邦高裁判事をつとめている。最高裁判事の人事についてはローラ・ブッシュ大統領夫人が「後任も女性がのぞましい」などと発言。直前まで米メディアはエディス・クレメント高裁判事(57)らが有力と伝えていた。 保守派のロバーツ氏指名 米最高裁判事で大統領 (共同 2005/07/20) 【ワシントン19日共同】ブッシュ米大統領は19日夜、引退を表明したオコーナー連邦最高裁判事の後任にワシントン連邦高裁判事のジョン・ロバーツ氏(50)を指名すると発表した。 1981年に女性として初めて連邦最高裁判事になったオコーナー氏は中道派だったが、ロバーツ氏は保守派に属する。就任には上院の承認が必要で、保守派の起用に野党、民主党が反発する可能性もある。最高裁判事の任期は無期限。 ロバーツ氏の指名が承認されれば、最高裁判事の9人は保守派とリベラル派が各4人で拮抗(きっこう)、残る1人は中道派の構成となる。妊娠中絶、死刑制度などの是非をめぐる裁判は、米社会で論争の的となることから、オコーナー氏の後任人事が注目されていた。 米大統領、最高裁判事に保守派を指名 (TBS 2005/07/20) アメリカのブッシュ大統領は、連邦最高裁判所の判事にジョン・ロバーツ氏を指名しました。妊娠中絶に反対するなど保守派で知られる人物の指名に野党・民主党は反発しています。 「大統領が判事を選ぶということは、法の権威を人の手に委ねる重要な判断です」(ブッシュ大統領) 引退を表明した穏健保守派の女性判事の後任として指名されたロバーツ氏は、妊娠中絶に反対の立場を取るなど「保守派」として知られています。フロリダ州の票の集計を巡り法律論争となった2000年の大統領選では、ブッシュ陣営の弁護団に参加していました。この指名に対し、野党民主党は早速、反発しています。 ところで、今回の発表はアメリカ東部時間の午後9時という指名発表としては異例の時間帯に行われましたが、アメリカのメディアではブッシュ大統領が側近による秘密工作員の情報漏洩疑惑に対する批判の矛先を変えるために発表を急いだ、との見方も出ています。(20日11:15) 米最高裁判事に保守派指名 (NHK 2005/07/20) アメリカのブッシュ大統領は、19日、連邦最高裁判所で重要な判決の鍵を握ってきた中道派の判事の後任に、保守派を指名し、野党民主党は、司法の保守化につながるものだとして、議会での承認審議で厳しく追及するものとみられます。 ブッシュ大統領は、19日夜9時、日本時間の20日午前10時にホワイトハウスから全米に向けたテレビ中継で、「最高裁の決定は、すべての国民の暮らしに影響を与えるものだ。判事に選ばれる人物は優れた資格を持ち、きわめて誠実でなければならない」と述べ、連邦最高裁の新しい判事にワシントン連邦高裁判事のジョン・ロバーツ氏を指名したことを発表しました。ロバーツ氏は、今月引退を表明したオコーナー判事の後任となるものです。オコーナー判事は、保守派とリベラル派がきっ抗する連邦最高裁の判事団9人の中で中道派に位置づけられ、妊娠中絶や死刑制度などをめぐる重要な判決で、たびたび鍵を握る存在となっていたことから、後任の指名には全米の大きな関心が集まっていました。指名されたロバーツ氏は、保守派で、妊娠中絶の権利を認めた判決の見直しを求めたことがあります。このため、リベラル派を支持基盤とする野党民主党は、司法の保守化につながるものだとして警戒し、議会での承認審議でロバーツ氏を厳しく追及するものとみられ、今後、共和・民主両党の間で激しい攻防が予想されています。 米最高裁、新判事に穏健保守派、ロバーツ氏指名、「中絶」など立場焦点 (日本経済 2005/07/20夕刊) 【ワシントン=加藤秀央】ブッシュ米大統領は十九日夜、十一年ぶりの空席が生じた連邦最高裁判所の新しい判事に、ワシントン連邦高等裁判所のジョン・ロバーツ判事(50)を指名した。中絶や同性婚など社会問題では「穏健保守」とみられるが、リベラル派の市民団体などは早くも反発している。最高裁の司法判断は米国社会に大きな影響を与えるだけに、上院での承認審理が焦点となる。 ブッシュ大統領は「ロバーツ氏は憲法を厳格に解釈するだろう」と保守的な司法判断に期待感を表明。ロバーツ判事は「民主主義に果たす最高裁の役割を心から尊重する」と述べて指名に謝意を表した。 ロバーツ判事はハーバード大ロースクール卒。トヨタ自動車の米国子会社の弁護を手がけたこともある。レーガン、ブッシュ(父)両大統領時代に政権で法律顧問などを務め、二〇〇三年から現職。 中絶や同性婚といった米国の国論を二分する社会問題では、ロバーツ判事は目立った司法判断を下していない。父ブッシュ政権時代には「中絶を合憲とした最高裁判決は覆されるべきだ」とする政府見解をまとめた。女性団体NARALは同日夜、この見解を理由にロバーツ氏の承認に反対する声明を発表した。 しかし、現職に指名された際の上院の承認審議では「中絶は合憲との最高裁の判例を(連邦高裁で)踏襲することに抵抗はない」とも述べている。 最高裁は九人の判事で構成する。中道派で最高裁初の女性判事だったオコーナー氏が今月一日、引退を表明し、大統領が後任選びを進めていた。ヒスパニック系のゴンザレス司法長官や女性のクレメント・ニューオーリンズ連邦高裁判事らも有力視されていた。 共和党右派や昨年秋の選挙で大統領再選のカギを握った宗教右派からは、中絶や同性婚を違憲と判断する保守派の判事を選ぶよう圧力がかかっていた。最高裁では健康問題を抱えるレンキスト長官がブッシュ大統領の任期中に引退を表明する可能性がある。今回大統領が穏健保守派の判事を指名したことで、長官の後任判事選びの際には保守派を指名するとの観測も強まった。 【図・写真】19日、ブッシュ米大統領(右)から連邦最高裁判事の後任に指名されたジョン・ロバーツ氏(ワシントン)=AP ワシントン法律財団・ラミ氏に聞く――最高裁新判事、米産業界、「企業寄り」望む (日経産業新聞 2005/07/20) 連邦法、優先適用を 米最高裁判事の指名を巡り、米商工会議所や全米製造者協会(NAM)などの業界団体が異例のロビー活動を展開している。企業活動に一定の理解を示し、連邦法を優先的に適用する考えを持つ新判事の就任を期待する産業界の思惑などについて、訴訟で企業の代理を務めるワシントン法律財団のグレン・ラミ首席法律顧問に聞いた。 ――なぜ最高裁人事が重要なのか。 「産業界が最高裁判事の指名に働き掛けをするのは初めてのことだ。主な理由は企業に有利な判断を示すことが多かったオコーナー判事の引退表明にある。産業界は同判事と同様の見解を持つ人物が後任に就くことを望んでいる」 「同判事は州法に対する連邦法の優先を一貫して支持してきた。五十州でバラバラの州法より統一された連邦法を適用された方が企業活動はずっとやりやすい。例えば二〇〇〇年、ホンダの車で事故を起こした運転者がエアバッグ未装備を理由に損害賠償を求めた裁判では、同判事は訴えを棄却する側に付いた。この車はエアバッグ装備を義務付ける連邦法の施行前に製造されており、この事実が州裁判所の決定より優先するとの見解を示したのだ」 「同判事は、企業に対して実損額を大きく上回る『懲罰的賠償』を課すことにも否定的だ」 ――具体的な候補は。 「産業界が望むのは、例えば企業の弁護を務めた経験があるジョン・ロバーツ連邦高裁判事のような人物だ。同じく連邦高裁のマイケル・ラティグ、サミュエル・アリト両判事らも企業に有利な判断を下してきた」 「産業界にとって最も重要なのは、懲罰的賠償や広告権など企業がかかわる事案についての見解が明確なことだ。判事の判断が予測できれば、裁判費用をかけて上級審まで戦うかどうかの判断がしやすい。その意味では有力候補の一人ゴンザレス司法長官は経済事案の経験が少ないため、あまり歓迎できないだろう」 ――最高裁の判断で最も影響を受ける業界は。 「近年、訴訟を起こされたり規制を巡る裁判にかかわる頻度が増えたのは医薬品業界だ。また食品や酒、タバコなどの業界も訴訟の対象になりやすい。環境問題にかかわる企業もそうだ。特に懲罰的賠償の問題は州裁判所や連邦下級裁によって基準がまちまちなため、最高裁に持ち込まれる可能性が高い」 「ブッシュ大統領の重要な支持基盤である産業界と保守層の両方が満足する判事の指名は容易ではない。企業寄りの判事が中絶や政教分離などの社会問題でも保守的な見解を持つとは限らないからだ。実際、オコーナー判事は社会問題については保守的とは言えない」 「産業界は大統領の関心を社会問題から経済問題に向けようと躍起だ。いずれにしろ、大統領は自分が正しいと思う人物を指名するだろう」 (ワシントン=芦塚智子) 米連邦最高裁判事 保守派ロバーツ氏指名 大統領発表 上院承認が焦点 (朝日 2005/07/20夕刊) 【ワシントン=渡辺勉】ブッシュ米大統領は19日夜(日本時間20日朝)、ホワイトハウスで臨時記者会見を開き、辞意を表明している中道派のオコーナー連邦最高裁判事(75)の後任に保守派のジョン・ロバーツ控訴裁判事(50)を指名すると発表した。保守派と中道派、リベラル派の判事が微妙なバランスを保ってきた最高裁判事9人の構成を変えることで、妊娠中絶の権利を認めた最高裁判決などをいずれ変更させるための布石と見られる。野党民主党は警戒を強めており、上院での承認をめぐる与野党の駆け引きは激しくなりそうだ。 ロバーツ氏の指名が承認されれば、最高裁判事の構成は保守派、リベラル派がそれぞれ4人ずつ、1人は中道派となる。中道派として判決のバランスをとる役割を果たしてきたオコーナー氏の後任に保守派のロバーツ氏が就任した場合の影響は大きく、最高裁の判決がより保守化することは避けられない。米国政治の潮流にも中長期的に大きな影響を及ぼすことになる。 女性として初の最高裁判事になったオコーナー判事が今月1日に辞意を表明して以来、大統領は上院議員70人以上の意見を聞くなど慎重に人選を進めてきた。 ブッシュ大統領はロバーツ氏を伴って記者会見に臨み、「大統領が下す最も重要な決定の一つが最高裁判事の指名だ。最高裁の決定はすべての米国人の生活に影響を及ばす」と語り、指名にかける意気込みを示した。さらに「彼は厳密に憲法を解釈するだろう」と述べ、ロバーツ氏が妊娠中絶や同性婚など米国世論が二分するテーマで大統領と同様の保守的な判断を示すことに期待感を示した。 ただ、ロバーツ氏は、保守派とはいえ、裁判官としてこれまで下した判決からは妊娠中絶など個々の問題に対する姿勢がはっきりしない。このため、ブッシュ大統領は共和党優位の上院で共和党の支持を取り付けて押し切れると判断したと見られる。 ロバーツ氏に対する上院司法委員会公聴会は休会明けの9月上旬に始まり、1週間程度で終わる見通しだ。委員会で承認・非承認を採決した後、上院の本会議で採決される。上院の構成では共和党が優勢だが、民主党が長時間演説で議事を妨害する「フィリバスター」で対抗した場合、承認されない可能性がある。 宗教右派の強い支持を受けて再選したブッシュ氏は妊娠中絶の見直しや同性婚の禁止を公約に掲げ、それを実現するために最高裁人事を最重要課題の一つに挙げてきた。 ジョン・ロバーツ氏 ハーバード大ロースクールを修了後、79年から1年間、レンキスト最高裁判事(現長官)の調査官を務めた。レーガン政権で司法長官の特別補佐、ホワイトハウスの副法律顧問、父ブッシュ政権で訟務副長官を歴任するなど共和党との結びつきが強い。弁護士事務所で働いた後、03年にブッシュ大統領から最高裁判事の予備軍と言われるワシントン巡回区控訴裁判事に指名され、上院で承認された。 Yahoo! 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by alfayoko2005
| 2005-07-20 11:16
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