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米最高裁判事に保守派指名 中絶・同性婚政策視野に (朝日 2005/07/21朝刊)
【ワシントン=渡辺勉】ブッシュ米大統領が19日にオコーナー連邦最高裁判事の後任にロバーツ控訴裁判事を指名し、最高裁の保守化という政権2期目の最重要課題の一つに着手した。イラク戦後処理の長期化や大統領側近のローブ次席補佐官の情報漏洩(ろうえい)疑惑で支持率が40%台で低迷しているだけに、承認を勝ち取って政権浮揚の足がかりをつかみたい考えだ。 ブッシュ大統領は共和党保守派の念願である妊娠中絶の見直しや同性婚の禁止を実現するための最高裁人事を検討してきた。オコーナー判事の辞意表明後、大統領は11人の候補者リストを5人に絞り、直接面接してロバーツ氏に決めたという。 大統領は19日の記者会見でロバーツ氏の法律家としての優秀さを強調し、「民主党員も共和党員同様にこの判事の資質を理解するだろう」と語った。ロバーツ氏は洗練された保守派のため、民主党の支持も取り付けやすいと判断したようだ。事実、03年に控訴裁判事に指名された際は、上院司法委員会で16対3で承認され、本会議では満場一致で承認されている。 しかし、最高裁判事の影響は政治的に大きいだけに民主党は警戒を解いていない。特にロバーツ氏は控訴裁判事としての経験が2年しかなく、判決も少ないからだ。父親のブッシュ大統領の下で訟務副長官を務めた際には妊娠中絶の権利を認めた73年の最高裁判決について「判決は不当に下されたもので、覆されるべきだと考える」という準備書面を書いており、公聴会で中絶に対する考えを集中的に問う考えだ。 ブッシュ政権は2期目になって半年たつが、外交、内政ともに手詰まり気味だ。テロとの戦いは長期化しており、公的年金制度改革も世論の支持が広がらない。こうした状況で最も手軽に実現しやすいのが最高裁人事と言える。それだけに承認に失敗した場合の打撃は大きく、政権2期目の浮沈がかかっている。
by alfayoko2005
| 2005-07-21 08:31
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