カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
窓 論説委員室から 逆転人事 (朝日 2005/07/22夕刊)
ブッシュ米大統領が辞任するオコーナー連邦最高裁判事の後任に、ジョン・ロバーツ控訴(こうそ)裁判事を指名した。このニュースを聞いてちょっと驚(おどろ)いた。 まず、指名が予想よりも早かった。多くの候補者から絞(しぼ)り込むので、8月以降と聞いていたからだ。このところワシントンの話題は、大統領の側近であるローブ次席補佐官がCIAの秘密工作員の名前を漏(も)らしたという疑惑(ぎわく)ばかりだった。米紙によると、この人事でメディアの関心の矛先(ほこさき)を変えるという思惑(おもわく)があったようだ。 つぎに、指名された人物が予想とは違った。米紙の直前の推測記事では、オコーナー判事が女性だったこともあり、ふたリの女性判事が有力とされ、そのあとに続く男性判事の最後がロバーツ判事だった。 「逆転人事」の理由は、保守的な人物ではあるが、上院の承認をめぐって、民主党が絶対阻止(そし)と意気込むほどの超(ちょう)保守ではないことにあるようだ。レーガン政権で司法長官の補佐を務めるなど、履歴(りれき)をみれば、共和党との結びつきが強い。しかし、これまでの判決などからは、妊娠(にんしん)中絶など保守対リベラルの対決色がはっきりする問題で、明確な姿勢を示していない。 穏当(おんとう)な人事になったのは、国連大便に指名した保守派のボルトン氏がいまだに上院の承認を得られないのに懲(こ)りたからかもしれない。しかし、ロバーツ判事の夫人は、妊娠中絶の反対運動にかかわる弁護士。早くも「内助」を懸念する声があがっているという。 <高成田享>
by alfayoko2005
| 2005-07-22 18:48
|
ファン申請 |
||