カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
米連邦最高裁判事にロバーツ氏指名 ブッシュ大統領、中絶違憲化へ布石? (読売 2005/07/21朝刊)
【ワシントン=菱沼隆雄】ブッシュ米大統領が中道派の米連邦最高裁のサンドラ・デイ・オコーナー判事(75)の後任に、保守派のジョン・ロバーツ・ワシントン連邦高裁判事(50)を指名した19日の最高裁人事は、最高裁を保守化させ、人工妊娠中絶の違憲論を掲げる共和党の主張に近づけるための布石と見られている。米メディアは同日、後任判事に女性のエディス・クレメント高裁判事(57)が有力と一斉に伝えていたが、同判事は妊娠中絶容認派。このため、ブッシュ大統領が土壇場で判断を翻したとの見方もある。 ■承認なら拮抗 宗教右派勢力を有力支持基盤としているブッシュ大統領は、妊娠中絶や安楽死に反対の姿勢を明確にしている。最高裁判事に就任するには、上院での承認が必要。ロバーツ判事が承認されれば、最高裁判事9人の内訳は、保守派とリベラル派が4人ずつで拮抗(きっこう)し、残る1人が中道派となる。 妊娠中絶については、これまでも6判事が容認、3判事が反対の姿勢を示しており、ロバーツ判事の指名で大勢が一気に変わるわけではない。また、妊娠中絶以外にも現在の米社会で大きな問題となっている教育現場での政教分離についても、最高裁の判断は5対4と割れている。 ■“二の舞い”恐れ また、ロバーツ判事は保守派とはいえ、社会問題についての司法判断にかかわったことは多くない。このため、上院での指名承認公聴会でも、「民主党などは材料が手薄で、攻めあぐねるだろう」(議会筋)との観測もあり、ブッシュ大統領にとっては国連大使への指名承認に手こずっているジョン・ボルトン氏の“二の舞い”を演じないための判断、とする見方もある。 ロバーツ判事指名について、共和党が「すばらしい判断」(ジェフ・セッションズ上院議員)と称賛している反面、妊娠中絶容認派の市民団体は軒並み反対を表明している。 ◇ ◇ジョン・ロバーツ氏 1955年、米ニューヨーク州バファロー生まれ。インディアナ州で育ち、76年にハーバード大、79年同大ロースクール卒。現最高裁長官レンキスト氏の下で実務経験を積み、82~86年にレーガン政権の法律顧問チーム入り。89~93年には司法省幹部に起用された。共和党政権下で過去2回にわたり連邦高裁判事に指名されたが、上院で承認が得られず、03年、3度目の指名でようやく承認された。 写真=19日、米ホワイトハウスで連邦最高裁判事に指名したロバーツ氏(左)を紹介するブッシュ大統領(AP)
by alfayoko2005
| 2005-07-25 04:24
|
ファン申請 |
||