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性は今 エイズ国際会議から<下>
若者同士が伝え合う (東京 2005/07/26朝刊) 「ぼくはゲイです。薬物経験もあります。そしてエイズです」 神戸市で五日まで開かれたアジア・太平洋地域エイズ国際会議のイベントで出会ったAさんは、さらりと自己紹介した。 二十代の大柄な大学生。治療を続けながら、ピアエデュケーションを実践するサークルに参加している。ピアとは仲間という意味で、同じ世代の若者にエイズに関する正しい知識を伝えて、性や命の大切さを一緒に考えていく活動だ。 「自分に知識があれば、こうならなかったかもしれない。後悔したって始まらないんだよってことを、身をもって伝えていきたいんです」 厚生労働省の今年四月の調査では、日本で報告された感染者と患者の合計が一万七十人と、初めて一万人を突破。二〇〇四年に新たに判明した感染者・患者も千百六十五人と、過去最高だった。 新規感染者の大半は二十-三十代の若い世代で、原因は性感染が圧倒的に多い。エイズ対策が「待ったなし」の状況を迎えているのに、多くの若者や中高生も教育関係者も、まだまだ「よそごと」の思いが濃い。 神戸会議では、関西の大学生らが「エイズフォーラム」を企画し、市民も集えるカフェを開き、エイズ予防の啓発や性教育について語り合った。 長野県から参加した松本大の「ステディープロジェクト」は、東京HIV訴訟の元原告で同大非常勤講師の川田龍平さん(29)に学ぶ学生たちがつくったサークル。代表の小林裕二さん(21)は「今後は他大学と一緒に性教育マニュアルを作っていきたい」と言う。川田さんも「このままでは危険。正しい性の知識をきちんと伝えなければ」と性教育の重要性をあらためて強調した。 学校の授業をきっかけに性教育の大切さを実感し、広めようとしている子たちもいた。 松原高校(大阪府)のボランティア「るるくメイト」。壇上に上がった制服姿の女子高生たちは、笑顔で会場に「コンドーム、ちゃんと使ってますか?」と、明るく訴えた。 「るるく」は、六年前に地元の保健所が行ったエイズの予防啓発講座の受講をきっかけに、有志らが集まってつくったグループ。府内の中学校や高校、大学にも“出張”しピアエデュケーションを行っている。 女子生徒の一人は「性行動を奨励しているのではない。でも否定もしていない。性教育を通してエイズをはじめとする性感染症は身近な存在だと分かった。だから、みんなも性を知ることで自分の体を大事にしてほしい」と力を込めた。 (酒井 ゆり、坂口 千夏) 性は今 エイズ国際会議から<上> タイの予防教育
by alfayoko2005
| 2005-07-26 08:56
| HIV/AIDS
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