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男女共同社会を学ぶ、家族や子育て問う作品上映、「あいち国際女性映画祭」10周年 (日本経済・名古屋版 2005/08/31夕刊 (中部特集))
世界各国の女性監督の作品などを上映する「あいち国際女性映画祭」が九月、名古屋市東区の「ウィルあいち」を主会場に開かれる。同館の開館記念として始まった中部地区唯一の国際映画祭で、今年で十回目。関係者は「今後も開催を続けて男性、女性ともに参加してもらい、映像文化を通じて男女共同参画社会をつくっていきたい」と期待を込めている。 同映画祭は九月七日から十一日まで、ウィルあいちや豊田市、犬山市など五市町の会場で日本初公開を含む二十二作品を上映する。各作品の女性監督や出演女優などを招いた交流パーティー、女性や映画を題材にしたシンポジウムも行われる。また今回は十周年を記念して同月三日、過去の上映作品から来場者のアンケートで人気の高かった中国の「宋家の三姉妹」など三作品を再上映する。 今年は、海外の八作品が日本で初めての上映。また国内作品を中心とする八作品が県内で初公開だ。 日本初上映作のうち、デンマークのヘラ・ヨーフ監督の作品「Oh Happy Day」は、引っ込み思案の女性がゴスペル男性指導者との出会いを通じ、生き生きとした人間に変ぼうする姿を描く。自信を持つことの意義を伝え、家庭の在り方についても考えさせる内容だ。 同じく「ダブルシフト」はマリーア・エッセーン監督によるスウェーデン作品。お天気キャスターとして働く妻から子育てを任せられたタクシー運転手の夫が、育児休暇を言い出せずに子育てに奮闘するドタバタ劇。夫婦が協力して子育てを行うことの大切さを訴えかける。 また中国のウーラン・ターナ監督による「暖春」は、親を亡くした少女が、隣村の高齢男性と息子夫婦の家庭で暮らす物語。血のつながりだけでない家族の在り方を伝える感動作品となっている。 同映画祭は、一九九六年五月のウィルあいち(愛知県女性総合センター)オープンを記念して、同年に始まった。映画祭が選ばれたのは、「映像文化を通じて男女共同参画の浸透を進めると同時に、活躍する場が限られていた女性監督を文化面から応援するため」(事務局)だった。 初年度には約一万二千人の来場者を記録。当初は単年度事業の予定だった。だが、「大きな期待を感じ、毎回やるやらないの話が出ていたが改善しながら今まで続いた」。豊田市など他市町に会場を広げた二〇〇〇年には来場者が延べ一万五千人以上に達し、その後も毎年一万四千人以上が映画祭を楽しんでいる。 同映画祭エグゼクティブ・ディレクターの仲島千恵さん(60)は「これまでの十年間を基礎に、今後もぜひ続けたい。誰でもすんなり入っていける映画を通じ、男女共同参画の一層の浸透を図りたい。そのためにも、ぜひ男性にも見に来てほしい」と話す。 問い合わせ先は、あいち国際女性映画祭事務局((電)052・962・2520) 【図・写真】女性監督の作品を集め男女共同参画社会をめざしてきた
by alfayoko2005
| 2005-08-31 19:08
| ジェンダー・セックス
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