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窓 論説委員室から アフガンの女性議員枠 (朝日 2005/09/02夕刊)
何と静かな選挙運動なのだろう。 日本の総選挙の1週間後、9月18日にアフガニスタンでも総選挙がある。その様子を取材するためにカブールを訪れたのだが、車で街を走り回っても候補者にまったく出くわさない。 選挙ポスターがなければ、選挙戦が始まっていることに気づかないほどだ。 アフガンには部族社会の伝統が色濃(いろこ)く残っている。都市部でも、部族のきずなは強烈(きょうれつ)だ。カブール大学法学部のラフマン・カジ教授は「街頭で演説などしなくても、誰(だれ)が自分たちの代表にふさわしいか、みんなよく分かっているのです」と言う。 教授も立候補しているが、普段通り教壇(きょうだん)に立ち続けている。日本とは大違いだ。 もう一つ異なるのは、下院の249議席のうち、女性枠(わく)が68議席、27%もあることだ。解散前の日本の衆議院の女性比率(7%)をはるかに上回る。 9・11テロ後の戦争でタツバーン政権が倒され、家庭に閉じ込められていた女性たちが堂々と発言するようになった。昨年の新憲法づくりでも「こんな国になってしまったのは男たちが戦争に明け暮れていたからだ」と押しまくり、草案で34となっていた女性枠を倍増させた。 首都は静かだが、テロの恐れがなくなったわけではない。パキスタンとの国境地帯ではまだ戦闘が続いている。それでも、選挙は予定通り実施(じっし)される見通しだ。 解き放たれた女性パワーが国づくりの原動力になっている。 <長岡昇>
by alfayoko2005
| 2005-09-02 23:44
| ジェンダー・セックス
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