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地軸「日本を左右する人物」 (愛媛新聞 2005/09/04朝刊)
「米国を左右する人物」の後任選びは「米国にとって賭け」―仰々しい文言が存在の大きさを物語っている。上院での承認を控えた連邦最高裁判事の交代劇である▲ 保守とリベラルが拮抗(きっこう)するなか、中道だった女性判事が引退を表明した。中絶の権利を認めるなど、スイングボート(浮動票)の異名通り米社会を二分する判決を最後に方向づける役目も果たした。その後任にブッシュ大統領は保守派を指名したが、野党民主党は難色を示す。大国の針路にかかわる人物像は世界の注目の的だ▲ 裁判官の勢力図が影響してきたのは日本の最高裁も同じ。だが、米国の熱気に引き換え、とつい比べてしまう。衆院選に伴う国民審査はきょうから期日前投票できるものの、選挙が熱を帯びるほど影は薄い▲ それもそのはず、裁判官の横顔は見えにくい。司法制度改革でも国民審査での情報開示は課題とされた。いまは選挙終盤にやっと届く選挙公報や最高裁のホームページ程度しかない。とはいえ、その気で開けば十分役立つ▲ 自治体職員の昇任を国籍で制限したのは違法か。婚外子の遺産相続は嫡出子の半分という民法の規定は妥当か。審査対象の裁判官六人が関与した訴訟の一例だ。「そうだそうだ」「なんで?」と賛否の割れるテーマで社会を方向づけてきた点でも、米国と変わりない▲ であればこそ「日本を左右する人物」への一票も大事にしたい。一方、無記入が信任となる方式など改善すべき点は他にもある。これは新しく選ばれる議員らの課題。
by alfayoko2005
| 2005-09-05 12:24
| 国内政治
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