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女性候補 自民、衆院選に次々擁立 チャンス?戦術利用? 識者ら 受け止め方複雑 (共同-中国新聞 2005/08/22夕刊)
「女性議員を増やすチャンス!」「『くノ一』戦術に利用されただけ」。衆院選で知名度の高い人を中心に女性を次々と擁立する自民党。比例名簿上位に女性を抜てきする方針も決めている。国会議員に占める女性の割合は先進国で最も低い。しかし「造反組つぶし」のどぎつさを柔らかいイメージで薄めようという”下心”も透けて見え、女性たちの受け止めは分かれ、複雑だ。 「改革のマドンナとしてお願いしたい」と小泉純一郎首相から出馬を口説かれた前財務省課長の片山さつき氏。さらに前ジュネーブ軍縮大使猪口邦子氏や「カリスマ主婦」で知られる料理研究家藤野真紀子氏…。 多彩な顔触れに、ジャーナリスト下村満子さんは「実力でのし上がってきた論も弁も立つ女性ばかり」と評価。「思い切り正論を吐いて自民党の古い体質に風穴をあけて」と期待を込める。 女性の政治参加に取り組んできた市川房枝記念会の山口みつ子常務理事は「危機的状況でジャンヌダルクのような女性が求められる時代はチャンス。ただし良識ある人を」と注文をつける。 郵政反対組の選挙区に女性候補を放つ戦術については、野田聖子元郵政相が「自分だったらばかにしないでと思う」と不快感を示したように複雑な思いも。 「かつてのマドンナ旋風をえぐくした感じ。『女は利用するもの』という女性観がよく表れている」とノンフィクション作家吉永みち子さん。「女性候補は小泉さんの分身。男の刺客を放つとしこりが残るから女を使う」と嘆く。 全国フェミニスト議員連盟世話人で元都議三井マリ子さんは「欧米では比例名簿に女性を積極的に入れてきたのに、日本は遅きに失した。女性を票集めの道具に使うとすれば政略結婚と同じ。選挙後は用無しとスカートを踏まれなければいいけれど」と心配している。 国会(下院)に占める女性議員割合の世界ランキング 順位 国名 割合(%) 1 ルワンダ 48.8 2 スウェーデン 45.3 3 ノルウェー 38.2 4 フィンランド 37.5 5 デンマーク 36.9 43 韓国 20.1 61 米国 15.2 102 日本 7.1(引用者注) (注)列国議会同盟調べ、4月現在 クリック 国会への女性進出 国際機関の列国議会同盟によると、185カ国のうち下院に占める女性議員の割合が最も高いのはルワンダの48・8%。2位はスウェーデン45・3%、3位はノルウェー38・2%。日本の衆議院(7・1%)は102位で世界平均(16・1%)の半分以下しかなく、主要8カ国(G8)の中で最も低い。議会の男女比率のバランスを保つため、北欧諸国や英国、韓国など多くの国が女性に一定の議席を保証する「クオータ制(割り当て制)」を導入している。 【写真説明】片山さつき氏 【写真説明】猪口邦子氏 【写真説明】藤野真紀子氏 (引用者注)重複カウントされているので、実際には日本は139位
by alfayoko2005
| 2005-09-07 15:55
| ジェンダー・セックス
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