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校内暴力:全国の公立小学校で1890件、過去最悪 (毎日 2005/09/22)
![]() 全国の公立小学校の児童が04年度に起こした校内暴力は1890件で、前年度(1600件)に比べて18.1%増えて過去最悪となったことが、文部科学省の調査で分かった。小中高校を合計した校内暴力の件数は前年度より4.0%減っており、「キレやすくなっている」と指摘される小学生の突出ぶりが目立っている。 文科省は22日、暴力行為やいじめなど子どもの問題行動を調べた「生徒指導上の諸問題の現状」を公表した。それによると小中高合計の暴力行為は校内が3万22件、校外が4000件で、ともに前年度(校内3万1278件、校外4114件)を下回った。 校内での暴力行為の内訳は、小学校の1890件に対し、中学校では2万3110件、高校5022件。中学校が全体の8割近くを占める現実は変わらないものの、前年度との比較では中学校が5.5%減、高校が3.7%減で、小学校での増加ぶりが際立っている。 小学校の校内暴力の内容を見ると、最も多いのは児童間暴力で992件だが、対教師暴力が336件で、前年度の253件から32.8%増と大幅な伸びを示している。 これについて、同省児童生徒課は「小学校で感情のコントロールがきかない子が増える傾向にあるようだ。忍耐力や自己表現力、人間関係を築く力が低下しているのではないか」と見ている。 一方、いじめは小中高と養護学校など特殊教育諸学校の合計で04年度2万1671件と、前年度の2万3351件から7.2%減。高校中退者数(私立を含む)は7万7897人で、前年度の8万1799人から4.8%減った。【井上英介】 小学生の校内暴力、過去最多 対教師が前年度比33%増 (共同 2005/09/22) 2004年度に公立小学校の児童が校内で起こした暴力行為は、上昇に転じた前年度を290件上回る1890件で、1997年度の現行調査以降、2年連続で過去最多を更新したことが22日、文部科学省の「問題行動調査」で分かった。中高は増加した前年から減少した。 文科省は「表現力や忍耐力不足から短絡的に暴力行為をする小学生がいる一方で、教員が子供を注意深く見るようになったことも増加の要因ではないか」としている。 同省によると、小学生の校内暴力のうち、教師への暴力は336件で、前年度に比べて32.8%増えた。子供同士は992件(前年度854件)、器物損壊は544件(同477件)などとなった。校外での暴力行為は前年度比18.6%増の210件。 中学生の校内暴力は2万3110件(同2万4463件)、高校生は5022件(同5215件)で、いずれも減った。 小中高全体では、校内暴力は前年度比4.0%減の3万22件。校外暴力は4000件(同4114件)で、4年連続の減少だった。 いじめは、小中高などの合計が2万1671件と、前年度から7.2%の減少。しかし、高校は51件増え、2121件に上った。学年別は中1が最も多く、全体の約30%を占めた。 都道府県別では、小中高全体で暴力行為が増えたのが17府県、いじめが増えたのが15府県だった。1000人あたりの発生率は、暴力は高知の9.9が最多、徳島の0.2が最少で、いじめは栃木の3.9が最多、福島の0.1が最少だった。 また、初めて実施した高校生の不登校調査では、全生徒の1.8%にあたる6万7500人が不登校で、うち36.6%が中退していた。 国立を除く私公立の高校生の中退者は前年度より0.1ポイント減って2.1%の7万7897人だった。(共同) ◇ ■暴力行為 文部科学省の調査では、公立小中高校の児童生徒が起こした暴力行為を(1)対教師(2)生徒間(3)教師や生徒以外の対人(4)学校設備などの器物損壊-の4種類に分類。「教師の胸ぐらをつかむ」「生徒同士がけんかをしてけがを負わせる」「卒業式で来賓を足げにした」「トイレのドアを壊す」などを対象に集計したが、明確な基準はない。生徒間が最多で、器物損壊、対教師の暴力が続いている。(共同) 小学生の校内暴力、2年連続増 「対教師」急増 文科省 2005年09月22日19時18分 - 朝日 ![]() 全国の公立小学生が04年度に学校内で起こした暴力行為は1890件で前年度比で18%増になっていることがわかった。03年度調査でも27%増で、2年連続大幅増となった。文部科学省が22日、公表した。このうち、子ども同士や器物損壊の校内暴力は10%台の増加だったのに対し、教師に対する暴力は過去最多で33%増と突出していた。中高生の校内暴力は減少し沈静化の傾向が見えるのに、小学生の校内暴力には歯止めがかかっていない。 この調査は、文科省が毎年すべての公立小中高校を対象に、各教育委員会を通じて実施しているもので、今回は04年度に起きた子どもの暴力行為やいじめなどの発生件数をまとめた。 文科省によると、小中高生全体の校内暴力の発生件数は、対前年度比4%減の3万22件。内訳は、小学生の1890件(18%増)のほか、中学生が2万3110件(6%減)、高校生が5022件(4%減)となっている。 中高生に比べて突出して増加している小学生の校内暴力を細かく見ると、子ども同士の暴力が最も多く992件(前年度比16%増)、次いで器物損壊が544件(同14%増)、対教師暴力が336件と続く。対教師と子ども同士を除いた「対人暴力」は18件(13%増)だった。 このうち、最も伸び率の高い「対教師暴力」は、(1)教師の胸ぐらをつかむ(2)いすを投げつける(3)故意にけがを負わせるなど、一定水準以上の暴力行為について学校から報告が上がったものをまとめたものだ。また、校内暴力で警察に補導された小学生の数は04年度が24人。02年度の2人、03年度の11人から急ピッチで伸びていた。 校内だけでなく、学校外での暴力行為も中、高が減少したのに小学生は19%増の210件だった。 一方、都道府県別では、校内外合わせて小学生の暴力行為が増加しているのは26都府県あった。 小学生の対教師暴力の件数増加について文科省は「小学校では学級担任が子どもの問題を一人で抱え込み、学校全体や関係機関と一緒に取り組めない。結果的に問題が放置され、同じ児童が暴力を繰り返すケースもあるのではないか」と分析している。 一方、同時に調査したいじめについては、公立の小中高校と盲・ろう・養護学校全体で2万1671件で、03年度に比べて7%減った。高校と盲・ろう・養護学校ではやや増加したが、小学校は5551件、中学校は1万3915件でいずれも前年度比8%減だった。 今回、初めて国公私立高校の不登校者数を調べたところ、全体の1.8%にあたる6万7500人だった。小中学生は全体の1.1%にあたる12万3317人いた。 一方、公・私立高校の中退者数は7万7897人で、82年度の統計開始以来最少だった前年度をさらに3902人下回った。 【社会面】2005年09月23日(金曜日)付 児童の暴力、もがく先生 石・くぎ投げられ/後ろからけり 小学生たちが先生に向ける暴力から見えるのは家庭内暴力、感情にブレーキをかけられない子たちの多さ……。ひとくくりにできない背景に、教師たちは立ちすくむ。 ●「家庭内暴力も一因」 小粒の石が、くぎが、次々と投げつけられる。トラブルを起こして運動場を逃げ回る子を追いかけていたときのことだ。くぎはトラックのラインを地面に留めていたものを引き抜いて投げてきた。 関西の小学校の先生がいま、格闘しているのは担任の3年の男子だ。 黒板に向かって説明しているときや、机の間を回って指導するとき、後ろから突然、足をけられたこともある。 昨年も3年を担任した。やはり教師に暴力で向かってくる子がいた。「もう家に帰る」と教室を飛び出すその子を同僚と追い、校門でつかまえて、相談室まで連れて行った。その途中、殴る、けるの大暴れ。話を聞こうと近寄ろうとすると突然、茶わんを投げられた。 「この子たちの共通点は、親から暴行を受けていることなんです」と、先生は話す。暴力に訴える子は増えているという実感がある。 「てめえがやったら体罰教師やで」。別の関西の小学校で、50代の男性教師のすねをけった6年男子の言葉だ。「教師の暴力が問題になることを、逆手に取る子がいる」と、栃木県の若手教師は言う。けんかを止めようと6年男子を羽交い締めにしたら「訴えてやる」と言われた経験がある。 ●感情の抑制きかず 文部科学省は対教師暴力の実例として「運動会の練習中、整列の指示に反発して教師をけった」(6年男子)などを挙げる。しかし、小学生ではこうした悪意の明らかなケースより、興奮を抑制できずに暴力を振るう「はずみ型」が多くなっていると教師らは感じているようだ。 東京都内の女性教諭(48)は1年生同士のけんかに割って入り、腕にかみつかれた。歯形が残り、血も出たが「これを暴力と呼んでいいのか」と迷う。かつての中学生のような教師への集団反抗と違い、「甘え」との境界にある行為のように感じるからだ。 関西の50代の女性教師は昨年1年間スカートをやめてズボンをはいて出勤した。「少しでも足のあざを減らしたかった」。担任したのは3年生。「いったんスイッチが入ると手加減できない」男の子がいた。ほかの子の盾になっては、けられた。 放課後、毎日午後5時までおしゃべりに付き合った。親に構ってもらえない寂しさを知った。その後も相変わらずけられはしたが、「私と人間関係ができたら、その子、手加減できるようになったんです」。 ●氷山の一角、複数が指摘 対教師暴力として報告されたのは全国で04年度に336件。「指導」の形で収拾して表に出ないものはもっとあり、「氷山の一角」と複数の教師が指摘する。 「同じことがあっても、職員同士や家庭との情報交換ができていて背景がわかって対処できれば『暴力』とはとらえない。逆に情報がないと『暴力』となってしまう」。都内の養護教諭が話した。 ◆対象、身近な人に――愛知教育大の折出健二教授(教育臨床学)の話 攻撃の対象が数年前の「見知らぬ人」から、今は友人や家族など「身近な人」に向かう傾向がある。対教師暴力もその表れだ。それだけ子どもたちが閉塞(へいそく)していると感じる。ほかの教師や学童保育の指導者ら、背景をじっくり聞き取ってあげる大人がいるかどうかが、克服の鍵だ。 ◆児童にストレス――教育評論家の尾木直樹さんの話 夏休み返上の補習や習熟度別授業、トレーニング的学力向上と、今の小学校には詰め込み教育の「圧」がかかっている。詰め込み教育はかつてもあったが、学力低下批判を受け、学校や教師も成果主義にさらされている分、今の方が後ろ向きだ。そうした環境のもと、児童のストレスが身近な象徴である教師への暴力として表れていると考える。 小学生の校内暴力が急増、昨年度は最悪の1890件に (日本経済 2005/09/22) 昨年度に公立小学校の児童が起こした校内暴力の件数は前年度比18.1%増の1890件に上り、2年続けて過去最悪となったことが22日、文部科学省がまとめた調査結果で分かった。教師に対する暴力は同32.8%の大幅増。昨年の調査で増加した中学・高校の校内暴力は減少に転じており、専門家は「忍耐力が低下し、ささいなことで暴力を振るう子どもが増えている」と指摘している。 「生徒指導上の諸問題の現状について」と題する調査結果によると、公立小中高全体の校内暴力は3万22件で前年度比4.0%減。中学は同5.5%減の2万3110件、高校は同3.7%減の5022件。 小学生の校内暴力で最も多いのは児童間の暴力で992件(同16.2%増)。器物損壊が544件(同14.0%増)、対教師の暴力が336件(同32.8%増)で続く。 校外も含む小学生の暴力行為の総件数は2100件で同18.2%、323件増えた。増加件数は神奈川県(81件増)、埼玉県(79件増)、大阪府(77件増)など特定の府県に集中する傾向がある。暴力行為を起こした子は上の学年ほど多く、6年生が全体の44.9%を占めた。 (20:03) 文部科学省
by alfayoko2005
| 2005-09-22 21:10
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