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女性作曲家が歌劇「好色一代男」(自由席) (日本経済新聞 2005/09/23夕刊)
井原西鶴の代表作「好色一代男」を女性作曲家の萩京子がオペラ化した。オペラシアターこんにゃく座の公演として二十三―二十五日の三日間、東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで初演される。 七歳以来、三千七百人余りの女性ばかりか男性とも愛を交わし、六十歳で女護の島へ出帆したまま行方知れずとなる世之介。「好色一代男」の主人公は「女性の敵」であり、萩も「現代の倫理観からは許し難い存在」とみる半面、「出世欲や金銭欲が全くなく、ひたすら『好き』になってしまう率直さには惹(ひ)かれる」という。いつかオペラにしたいと考えていたが、「同じ西鶴の『好色一代女』に比べ、近代以降の作劇術と矛盾する部分が多い」のは難点だった。 黒テント芸術監督である台本作家の山元清多と出会い、尾崎紅葉原作「金色夜叉」、樋口一葉原作「にごりえ」と近代文学の傑作を相次ぎオペラ化する過程で「一代男」への見方も変わった。「庶民が力をつける中、新しい芸能としての歌舞伎も発達した時代の旺盛なエネルギーを描ければ」と踏み切り、一九八〇年のデビュー作以来二十六作めのオペラの題材に選んだ。 こんにゃく座は日本語オペラのあり方を究める団体。萩はこれまで標準語で作曲してきたが、「一代男」では「言葉が音楽をつくる力」を新たな角度から探ろうと、京言葉に曲をつける。(卓) オペラシアターこんにゃく座
by alfayoko2005
| 2005-09-23 07:03
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