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災害にも女性の視点を 避難所生活で不便な思い (東京 2005/10/06)
(写真)避難所に作られた仮設浴場に列をつくる被災者ら=いずれも新潟県小千谷市で 新潟県中越地震の発生から今月二十三日で一年。この間、行政の防災体制や避難生活、ボランティア活動のあり方など、さまざまな検証や提言がなされてきた。しかし最近、防災を男性の視点でのみ考え、女性被災者への配慮が欠けているのでは、といった声が聞かれる。問題点を探った。 (国保 良江) 新潟県長岡市の開業助産師・酒井由実子さん(49)は仕事帰りの車で被災した。自宅内はめちゃめちゃに壊れたが、家族の無事を確かめると、担当している産婦たちが心配になった。母乳は精神的ショックで出なくなるからだ。 二日後、一人の産婦から「お乳が出ない」と連絡があった。酒井さんが訪ねると、お乳は出ていたが余震のたびに震え上がり、十二月末には全く出なくなった。 「精神的に参ったんです。日中は赤ちゃんと二人なのに『一人で怖い』と訴えていました。落ち着いたのは、子どもを保育園に預けて、パートに出た一月からです。災害時、自宅で孤立した産婦の支援は必要ですね」 先ごろ、埼玉県の国立女性教育会館で行われたパネル討論「体験者が語る新潟県中越大震災、現実、そして未来へ」には酒井さんのような被災女性が参加した。 十日町で夫と繊維会社を経営する岡元真弓さん(60)もその一人。避難所生活を余儀なくされた社員が、伝統的な性別役割に縛られているのに気づいたという。 「地震後、真っ先に職場に駆けつけたのは男性でした。女性管理職は家族の面倒で、なかなか仕事には戻れません。緊急時になると男性は『男女共同参画時代』なのに、と女性管理職を非難するのです」と、男性の理解のなさに憤慨した。 避難所は多い時で六百三カ所。当初の避難所生活は女性に厳しい面が多かった。着替えや授乳の部屋は無い。救援物資は整理・分類されないために、介護用や子どものおむつ、生理用品などが見つからなかった。 地震の二日後ヘリコプターで救出された篠田泰子さん(48)は、比較的恵まれた小千谷市総合体育館で家族と避難生活をした。それでも困ったのは、生理の時に風呂に入れなかったこと。篠田さんは知人宅を借りたが、仮設住宅に入るまで我慢した人もいたという。 多くの女性被災者から直接話を聞いた同県女性財団理事長で新潟県中越大震災復興基金理事の大島煦美子さんは「災害にも女性の視点が必要」と訴える。 授乳室が無いために、寒い戸外で授乳させていた例などを挙げながら、(1)防災にも女性の参画が必要(2)避難生活ではすべの人権が守られなければならない(3)災害時も家庭・職場・地域の男女共同参画が必要(4)相談は「嫁は我慢しなさい」など性別役割分担を押しつけるのではなく、性別役割にとらわれない対応で(5)行政は被災者の声を聞いて支援する-を提案した。 地震発生から四日目に現地に入り、被災女性の聞き取りをした内閣府男女共同参画局の小宮恵里子さんはいう。 「困ったことの一つ一つは小さなことですが、ほうっておくとストレスになります。話すことで癒やされるため、相談所を作ってほしいと、現地に提案しました」 最近、災害が相次いでいるために、今年七月に改定された「防災基本計画」には、避難所の男女のニーズの違いなどが入り、男女共同参画基本計画の改定に向けた中間整理にも「防災・災害復興」が加わった。早期の実現が望まれる。
by alfayoko2005
| 2005-10-06 10:12
| ジェンダー・セックス
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