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HIVとともに 「性の健康」を学ぶ
(3)予防の基本幼児期から伝えて(2005年11月24日 読売新聞) 自分と他人の体を尊ぶ HIV(エイズウイルス)をはじめとする性感染症予防について、子どもが思春期になる以前から親が子どもに伝えている例を前回紹介した。単に病気についての知識を持つだけでなく、さまざまな危険から自分とパートナーの体を守れる人間に育てるため、小さい時から「性の健康」について教えよう、という取り組みも広がりつつある。 神奈川県・厚木保健福祉事務所の保健師、富岡順子さん(41)は、エイズ予防啓発の担当として、性感染症予防について中学生や高校生に話をする機会がよくある。 「でも、自分や他人の体を大切にするという基本的なことを、親から教わってこなかった子どもが多い。思春期になってから知識だけ与えても、行動につながらないのです」 富岡さんは「性の健康教育は生まれた時から子育ての中で」と確信し、乳幼児の親向けの講座も始めた。 性器も、ほかの部分と同じように大切な体の一部であることを意識させ、名称や清潔に保つ方法を教える。ペニスなど科学的な名称を早くから教えるべきだとする意見もあるが、富岡さんはこだわらない。自身の長女(4)のためには、女の子の性器の愛称を「いんぶんぶん」(童謡「ぶんぶんぶん」の節で歌う)とかわいらしく名付けた。 長年、「性の健康」教育に取り組んできたことで知られるカナダの看護師、メグ・ヒックリングさん(64)も同様に、幼児期からの働きかけを重視してきた。著書「メグさんの性教育読本」(木犀社)が1999年に日本で刊行され、共鳴した各地の親たちがヒックリングさんをたびたび日本に招き、これまで計133回の講座が開催されている。 ヒックリングさんは子どもたちに、「口と胸と性器の3か所は、自分だけの大切な部分であり、無理やり触られない権利があるし、人のもむやみに触ってはいけない」と教える。 自分と他人の体を尊重し、健康を考えていくという考え方や行動は、将来、性感染症の予防につながる。幼い時期からさらされる性的虐待などの危険から身を守るための基本にもなる。また、親が性をタブー視せず、科学的に教えることで、成長の過程で何か困ったことが起きた時、子どもがためらいなく親に相談できるようになるという。 思春期外来で多くの高校生の性感染症を診察している前橋市の産婦人科医、家坂清子さんは、「群馬県内の高校生5400人に行ったアンケートでも、親との関係が良い生徒の方が、危険な性行動を抑制する力がある。幼いころから、『あなたが大切だから健康でいてほしい』という親の思いを子どもに伝えていってほしい」と話している。 HIVとともに 「性の健康」を学ぶ / Sex Ed for the Stroller Set
by alfayoko2005
| 2005-11-24 09:25
| HIV/AIDS
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