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HIVとともに 「性の健康」を学ぶ
疑問や悩みを抱える母たち 川口さん(中央)が性感染症の画像をパソコンに映し出すと、母親たちは身を乗り出した(千葉県浦安市の「家庭教育学級」で) 親も自分の体を守って 東京都内の公立中学校で先月下旬、医療の専門家を講師に招いた保護者向け講演会が開かれた。テーマは「性の健康を子どもにどう教えるか」だったが、質疑応答で真っ先に手を挙げた母親はこう発言した。 「私はヘルペスを持っているのですが、口にできるヘルペスと性器ヘルペスは違うものなのですか」 その後の懇親会でも、「低用量ピルを使うと、月経が楽になるのですか」など、自分自身の性の疑問や悩みを講師に打ち明ける母親たちが目立った。 先月中旬に千葉県浦安市の公民館で、小学生や幼稚園児を持つ親を対象に開かれた「家庭教育学級」でも同様の場面が見られた。 助産師の川口真理子さんが、性感染症の患部の写真をパソコンで見せると、約30人の母親たちは「うわ~」と言いながらも身を乗り出した。母親の1人は「子どものことより、自分のことが心配になってきた」と感想をもらした。 「親自身が性に関する教育を受けてきておらず、自分の性を持て余している。子どもにどう教えるかももちろんですが、親自身にとっても必要な性の健康管理の知識として話すようにしています」と川口さん。 HIV(エイズウイルス)をはじめとする性感染症にかかっているのは、若い世代だけではない。昨年新たに報告されたHIV感染者・エイズ患者1165人のうち、50歳以上の人は207人で2割近くに上る。 エイズ治療の拠点病院で働く医療関係者によると、50歳を過ぎて閉経した女性が、避妊目的ではコンドームを使う必要がなくなったために、HIVに感染して来院することがあるという。「若い人なら献血や妊婦検診で偶然感染が分かることがあるが、年配の人の場合は、そういう機会もない。自分かパートナーが発症するまで気付かないことが多い」と心配する。 埼玉県幸手市で「性の健康」教育に取り組む助産師の竹内理恵子さん(43)は、「糖尿病や高血圧のことは、みんなが知っていて気をつけますよね。同じように、性感染症についても“性の生活習慣病”と考え、一生を通じて性の健康を守ることに気を配ってほしい」と話す。 「女性外来」「男性外来」など性別に応じた専門外来のある医療機関が最近増えている。生涯を通じた性の健康管理の強力な味方にもなりそうだ。各地の保健所も、大人が体の悩みを相談出来る窓口を設けている。 中1と小5の2人の娘を持つ横浜市の主婦林こずえさん(47)は、母親仲間と学習会を作り、性の健康教育をはじめとする子どもの問題を学んでいる。「性の健康についての知識は、私たち自身、初めて聞くようなことも多い。子どもと一緒に学んでいければ、と思っています」(森谷直子) (おわり) (2005年11月26日 読売新聞) 高校生へ「経験早まらないで」
by alfayoko2005
| 2005-11-26 12:34
| HIV/AIDS
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