内野正幸著『民主制の欠点』

民主制の欠点
仲良く論争しよう
内野正幸　著
日本評論社

定価（税込） 2100 円
本体価格 2000 円
判型 A５判
ページ数 204
ISBNコード ISBN4-535-51310-4
発刊 2005.11
在庫 在庫あり

民主制は、人々の幸福を実現する手段として万能薬ではない。直接民主制、間接民主制等をキーワードに、民主制の本質・原理を解説。


序：民主制と綱引き

第１章　感情より理屈で！

　１　リンカーンは偉い
　２　憲法学者という生き物

第２章　キーワードは自己決定

　１　定義にウソ・ホントはない
　２　現実主義と理想主義
　３　経済学者などの発言

第３章　民主性は万能薬ではない！

　１　ヨコの民主制とタテの民主制
　２　一長一短というより三長ニ短

第４章　テロも戦争も暴力もダメ

　１　過半数の多数決は当たり前？
　２　熱心なファンと無関心派
　３　「少数意見の尊重」ってどういうこと？
　４　安楽死と尊厳死は別テーマ？

第５章　不満を述べてストレス発散

　１　快適な世の中めざして
　２　国会はお芝居？
　３　論争に強くなろう
　４　マニフェスト選挙の落とし穴
　５　憲法改正を検討する前に


著者紹介
内野正幸
　うちのまさゆき
【著者経歴】
1955年、東京生まれ。78年、東京大学法学部卒業。筑波大学教授などを経て、現在、中央大学法科大学院教授（2005年２月現在）