神奈川・川崎：『かわさき共同参画ネット』設置 『男女平等のまち』浸透へ情報交換

『かわさき共同参画ネット』設置　『男女平等のまち』浸透へ情報交換 (東京・神奈川版 2005/12/04)

　男女平等かわさき条例に基づき、幅広く意見や情報を交換する場を持とうという目的で、「かわさき男女共同参画ネットワーク」が設置された。

　同ネットワークの設置は、二〇〇四年五月に策定された男女平等推進行動計画に盛り込まれ、市男女平等推進審議会が検討をすすめた。七月に阿部孝夫市長へ設置の答申を出したのを受け、このほど初会合が持たれた。初会合には市内の産業、教育、地域といったさまざまな分野で活躍している四十二団体の代表が参加した。

　川崎市を「男女平等のまち」にすることを目指しており、身の回りから男女共同参画を推進することで、取り組みのすそ野を広げることが狙い。

　共同参画に積極的に取り組んでいる団体の表彰や講演会、活動の発表などを行う。参加団体の活動報告も情報紙やインターネットで発信、情報の共有化を目指す。当面は市が事務局を務め、年一回程度の全体会議や同二回程度の運営連絡会を通し、活動を進めていく。

　市市民局では「男女共同参画について啓発はできつつあるが、意識の浸透は進んでいない。徐々に取り組みのすそ野を広げていきたい」と話している。

　　（木村　留美）

♪　川崎市の教育を考える会（仮）の悪あがきもむなしく（笑）