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性感染症予防、漫画で 手記で(2005年12月6日 読売新聞)
若い世代に広がる性感染症(STD)をくい止めようと、予防を呼びかける冊子があちこちで目立つ。 マンガや同世代による手記を載せ、カフェやカラオケ店など置き場所にも一工夫。気軽に話しにくいことだけに、さり気なく手に取れる小冊子が効果を発揮するようだ。関心のある人のみが見るインターネットとは異なり、幅広く情報を伝えられると専門家も期待する。 東京で活動する学生サークル「qoon(クーン)」は、エイズウイルス(HIV)感染予防を呼びかける無料の小冊子「RE:LIGHT(リライト)」を約6000部作った。エイズ予防財団が監修し、協賛企業が資金面で支援。若者が集まる東京都渋谷区を中心に、カフェやカラオケ、CD店などに置いてもらっている。 「エイズ」「感染」といった単語は目立たず、人気女性モデルのインタビューを通して、体を守ることの大切さを伝える。また、HIV検査の流れをマンガで紹介、20歳の感染者が手記を寄せるなど、若い世代の視点を強調している。 メンバーの慶応大学3年、赤座弘記さん(21)は、フリーペーパーの流行に目をつけたという。「公的機関の作る冊子は内容が硬いし、保健所など若者があまり行かない場所にある。カフェなどで何気なく手に取ってくれたらうれしい」と話す。 厚生労働省によると、昨年1年間に新たに報告されたHIV感染者とエイズ患者の合計は、初めて1000人を超えた。特に20、30代の感染が急増。クラミジア、性器ヘルペスなどのSTDも、若い世代での感染が問題化しつつある。 共立薬科大4年の関口麻衣子さん(21)と藤田史子さん(22)も「STDを知っていますか?~背後にせまるAIDS・クラミジア~」と題した小冊子を作成した。同大の福島紀子教授(社会薬学)の指導を受け、症状や特徴、予防法などをまとめた。 「クラミジア治療薬は医師の処方せんがなければ購入できないのに、最近はインターネットなどを通じて入手する人もいる。薬を自分の判断だけで服用するのは危険。同世代の人に正しい知識を身につけてほしい」と二人は話す。これまで港区の調剤薬局で約900冊、私立の女子高校でも約340冊を配布した。 このほか、NPO法人「ぷれいす東京」(東京)は、異性間の性行為でHIVに感染した若者の手記を冊子「Living Together “Our Stories”」(700円)にまとめた。収益は感染者支援や啓発に活用される。日本コンドーム工業会も無料小冊子に人気マンガ家を起用し、正しいコンドームの装着法などSTD予防について解説している。 エイズ予防財団理事長の島尾忠男さんは「インターネットだと関心のある人しか情報を探さないし、誤った情報が飛び交っていることもある。若者にわかりやすい冊子が狙いを定めて配られれば、効果が期待できる」と話している。
by alfayoko2005
| 2005-12-06 13:28
| HIV/AIDS
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