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禁断の米映画 賛否 男の象徴・カウボーイが同性愛 アカデミー賞最有力候補!? (産経 2006/01/12)
【ニューヨーク=長戸雅子】カウボーイ同士の二十年にわたる悲恋を描いた米映画「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督、ヒース・レジャー主演)が全米で話題になっている。アカデミー賞の前哨戦を総なめするなど高い評価を得る一方、米世論を二分する「同性愛」をテーマとしているだけに、上映予定を急遽(きゅうきょ)取りやめる映画館も出ている。 「ブロークバック…」は昨年十二月初め、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコのわずか五つの映画館で上映をスタートした。各市は集客が期待できる大都会というだけでなくリベラル色の強い、同性愛者に寛容な街でもあるからだ。 しかし映画の評判とともに、上映館数は拡大。保守色の強いテキサス、オハイオ両州などにも徐々に「進出」して、一月九日現在、全米で四百八十三館まで増えた。 今月二日までの四日間が対象となる週末興行成績は約四百八十万ドルで一館あたりの興行収入平均は約一万八千ドルと単館収入ではトップを記録。賞レースもリードし、昨年のベネチア国際映画祭のコンペティション部門のグランプリをはじめ、三月のアカデミー賞を占う映画賞として注目されるニューヨーク映画批評家協会賞で作品賞など三部門を制覇。今月発表されるゴールデン・グローブ賞も七部門と最多ノミネートされている。 同性愛をテーマとした映画はこれまで、賞レースでも「主流にはならない」とされていたが、制作を手がけたフォーカス・フィーチャーズのジェームズ・シェイマス共同副社長は「女性客の反応の良さ」が予想を超えるヒットにつながったと指摘する。 しかし、映画で描かれているのは、米国の「男性らしさ」の象徴であるカウボーイ同士の同性愛。しかも、妻子と暮らすという「普通の生活」を送りながら「密会」を重ねるという前例のない設定だけに、「カウボーイの伝統を傷つけた」「『同性婚』推進という政治目的を持った、同性愛に誘導する映画」(保守系のフォックステレビ)と保守派は危機感を募らせている。ユタ州ソルトレークシティー近郊の映画館は上映を直前に取りやめた。 現在、三月に発表されるアカデミー賞の最有力候補のひとつとされているが、「保守的で年配者の多い審査員」(ロサンゼルス・タイムズ紙)がこの作品を選べば同賞の転機にもなると注目されている。 (産経新聞) - 1月12日16時12分更新
by alfayoko2005
| 2006-01-13 08:56
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