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Watch!:同性愛者に法的保障を 全国リレーシンポ、大阪からスタート /大阪
毎日・大阪版 2006/03/03 <ウォッチ> ◇根強い差別や偏見 同性パートナーの法的保障を考える全国リレーシンポジウム「Rainbow Talk2006」が先月26日、中央区のエル・おおさかでスタートした。会場には約150人が詰めかけ、関心の高さをうかがわせた。通常の婚姻ならば保障される遺産相続などの権利を持たない3人が、体験を通して法的保障の必要性と根強い差別や偏見の実態を訴えた。【泉谷由梨子】 シンポでは、兵庫県立大の篠原光児教授(家族法)の基調講演に続き、パートナーの生死や医療にかかわる権利を切実に訴える同性愛者の話が続いた。 レズビアンのベルデさん(仮名)は3人の子の母であり、パートナーの女性も2人の子を持っている。それぞれ離婚後、計7人の新しい「家族」で30年以上暮らし、パートナーには孫もいる。しかし、ベルデさんとパートナーの子や孫は法的な家族ではない。このため、パートナーの子が入院した場合、面会を遮られたり、医師から病状を教えてもらえないことが起こり得る。ベルデさんは「2人とも50代で、死への不安もある。海外での仕事が多く、その時はパートナーは不在だ。互いの子どもが意識不明で入院した場合、病院は親と認めてくれるのか」と心配する。 同居中のゲイのパートナーを突然死で亡くしたハヤトさん(仮名)は、救急隊員に「どういう状態か?」と尋ねても、「家族以外には教えられない」と拒否された。幸い、パートナーの両親が同居を知っていたため、ハヤトさんは遺体と対面することができた。 より深刻なのは、法的な家族に打ち明けていない場合だ。会場にいた救急病院勤務のソーシャルワーカー(29)は、ゲイのパートナーと遠距離恋愛中だが、相手の両親には知らせていないという。「パートナーが死んでも連絡は来ないだろう」とうつむき、「病院に勤める者としては、法的家族が認識していない相手に面会などの権利を与えることはできない」と、もどかしそうに話した。 同性愛者がパートナーとの関係を表明しない理由は、差別への恐れが大きいからだ。現在、国内の同性愛者は数百万人と言われているが、ほとんどは周囲に話していない。このため、多くの人が関心を持たなかったり、笑いの対象として差別する現状が続いている。 同性パートナーの権利が法律で保障されることは重要だ。ただ、それは差別の解消に向けた一歩にすぎない。今回のリレーシンポも一環だが、不断の人権啓発活動が欠かせない。 リレーシンポの今後の日程は、▽5日・東京都▽19日・高松市▽26日・札幌市▽4月16日・東京都。会場などの問い合わせは、尾辻かな子府議の事務所(072・282・5588)へ。 毎日新聞 2006年3月3日
by alfayoko2005
| 2006-03-03 18:32
| LGB(TIQ)
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