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パリ・オペラ座のモルティエ総裁「時代に合わせ、演出も革新」 (読売 2006/03/06夕刊)
パリ・オペラ座総裁で、斬新な演出家の起用で知られるジェラール・モルティエ氏=写真=が来日し、講演を行った。同氏は「伝統的なオペラ演出は19世紀の解釈に束縛され過ぎている」と語り、現代にふさわしい演出の革新を訴えた。 昭和音楽大オペラ研究所の招きで来日したモルティエ氏は1943年ベルギー生まれ。81年にベルギー王立モネ劇場総裁、91年にオーストリアのザルツブルク音楽祭芸術監督に就任し、若手音楽家の発掘や前衛的な舞台制作で一躍欧州オペラ界の風雲児となった。一昨年、世界有数の伝統と規模を誇るパリ・オペラ座のトップに就任した。 作品の舞台や時代設定にとらわれない非歴史的な演出を定着させた立役者である同氏は、意外にもオペラの歴史を重視する。講演では16世紀末にオペラが誕生して以来、繰り返し取り上げられたテーマやストーリーについて語り、「演出で一番重要なことは、作曲家(音楽)を裏切らないこと」と強調した。 一方、観客の好みは時代に伴って変化し続けているといい、「伝統的な演出には現代人の心理にそぐわないものもある」とする。その例としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」のアリアを取り上げ、半世紀前のザルツブルク音楽祭での演出と現在バスティーユ・オペラ座で上演している演出を映像で比較した。 その上でモルティエ氏は、モーツァルト死後の19世紀に定着した演出が作品の正しい理解を妨げていると語り、「モーツァルトの革新性を正しく表現して観客に伝えるためには、思い切った舞台設定の変更も許される」と持論を展開した。 質疑応答では「古典作品に積もったほこりを取り払い、時代を超えた普遍性を追求しなければならない」「オペラはミュージカルとは違う。もっと精神的な深みを目指すべきだ」など、刺激的な発言が続いた。 モルティエ氏は、さまざまな娯楽メディアがある今日、オペラの地位は相対的に低下していることを認める。その上で「オペラ文化を守るためには新作がほしい。優れたシナリオを持つ映画のオペラ化なども検討したい」と締めくくった。(松本良一) 文部科学省特別補助「オープン・リサーチ・センター整備事業」公開講座 =オペラ劇場運営の現在・フランス= 特 報 パリ・オペラ座総裁 ジェラール・モルティエ GERARD MORTIER〈L’Opera National de Paris〉 特別講演会 (2006/02/18) パリ・オペラ座の「ドン・ジョヴァンニ」はバイセクシュアル
by alfayoko2005
| 2006-03-07 10:59
| Music
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