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アカデミー賞余波 作品賞最有力候補の落選にファンら抗議 (産経 2006/03/13)
【ニューヨーク=長戸雅子】同性愛のカウボーイの二十年にわたる愛と苦悩を描き、今年のアカデミー賞作品賞の最有力候補だった「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督)が受賞を逃したことが米社会で話題となっている。米メディアは「なぜ作品賞を取れなかったのか」という分析を掲げ、同性愛者をはじめとする同映画の支持者たちが落選に抗議する新聞広告を出す運動が始まるなど、米社会に衝撃を与えた話題作の余波はいまなお続いている。 「ブローク…」はゴールデングローブ賞の四冠、映画監督組合賞などアカデミー賞の前哨戦を総なめにし、同賞の八部門にノミネートされていた。アカデミーでは監督賞と脚色賞、作曲賞は受賞したものの、作品賞は米社会の人種、階級問題を描いた「クラッシュ」が獲得した。 この結果に米メディアは「ブロークバックのバックラッシュ」(シカゴ・トリビューン紙)「『クラッシュ』は安全な選択肢?」(ミネソタ州のダルース・ニューストリビューン紙)という見出しで「敗因」を分析する記事を続々掲載した。 ニューヨーク・タイムズ紙は「アカデミー会員の年配の方が、カウボーイのイメージが壊れるのを見たいだろうか」とするハリウッド関係者の談話を載せた。AP通信もアカデミー賞審査員の多くが年配で保守的とされていることを指摘し、「クラッシュ」が授賞式が行われたロサンゼルスを舞台にしていたことが有利に働いたとの見方も示し、昨年五月の公開で審査員の記憶に残っていないことを危惧(きぐ)した「クラッシュ」の配給会社が昨年末から審査員や批評家にDVDを大量配布したという事実も紹介した。 一方、「ブローク…」のファンが立ち上げたサイト「究極のブロークバック・フォーラム」の主宰者は、落選に抗議する新聞広告を出すという運動を始めた。寄付を呼びかけたところ十日時点で六百人以上から二万四千百五十五ドル(約二百九十万円)が集まったという。 第一弾として十日付の映画関連新聞「デーリー・バラエティー」に出した広告は、同作品がこれまでに取った賞をすべて書き連ね、「わたしたちはブロークバック・マウンテンを最優秀映画賞に決めたすべての人々に賛同します」とのコピーをつけた。 アカデミー賞受賞作をめぐる番狂わせは過去にもあるが、ここまでの反応が起きたのは初めてで、同性愛問題に詳しい在米ジャーナリスト、北丸雄二さんは「『作品賞を取れなかったことが衝撃を与えた作品』として長く語り継がれるのは間違いなく、映画は社会現象となっている」と指摘している。 (03/13 08:23)
by alfayoko2005
| 2006-03-13 11:14
| LGB(TIQ)
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