カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
伊総選挙、終盤戦へ ベルルスコーニ氏苦戦 前回支持の女性票離反 (読売 2006/04/01朝刊)
【ローマ=藤原善晴】イタリア総選挙は9、10日の投票に向け、終盤戦に入った。これまでのところ、プローディ元首相(66)率いる野党・中道左派勢力がリードし、ベルルスコーニ首相(69)の中道右派の苦戦が続いている。背景には、過去に同首相を支持してきた主婦ら女性票の離反やテレビ露出戦略の失敗などがある。 最新の各種世論調査では、中道左派は中道右派を4~5ポイント程度リード。男女別の支持率を公表している有力世論調査会社SWGによると、中道左派は女性有権者の支持率で中道右派を7・5ポイント上回る53・3%を得ている。一方、男性の支持率は3・8ポイント上回る51・4%だった。 前回の2001年総選挙で、中道右派が集めた女性票は中道左派を6ポイント上回る49・5%。特に主婦層の支持がベルルスコーニ氏勝利の原動力となったとされるが、今回は構図がそっくり逆転しそうだ。 前回総選挙で中道右派が圧勝した北部ミラノでは今回、中道左派の指導者、プローディ氏の選挙集会に多くの女性が集まっている。「息子に仕事を」「生活が苦しいのでマンマ(母親)は怒ってる」など、主婦らが旗を振って訴えていた。地元メディアは連日、欧州各国と比較しての物価高、失業率の高さなどを報じており、現政権への不満は主婦だけでなく女性全体にも広がっている。 与党中道右派の女性議員らは、政党が作成する選挙立候補者に女性枠を義務づける法律制定に動いたが、与党の男性議員らの妨害などのため、今年2月に廃案となった。主要国では日本と並んで女性の社会、政界進出が遅れているとされるイタリアで、現政権は格差是正に消極的、との印象が強まった。 追い打ちをかけたのが、3月14日のテレビ討論でのベルルスコーニ氏の失言。「夫を置いて、週5日間、(議員として)ローマに来るような女性を探すのは簡単ではない」との発言に対し、女性の権利擁護団体などが猛反発した。一方、プローディ氏は「女性枠賛成」をアピールしている。 一代で巨富を築いたメディア王ベルルスコーニ氏は前回、テレビに連日出演し、「ビジネスでの成功の経験を政治に生かす」と宣伝する戦術で、選挙直前の2週間で支持率を約7~8ポイント伸ばした。今回は1月からテレビ出演作戦を始めたが、「権力乱用」と批判されたうえ、失言も重なり、むしろ野党との支持率の差はじりじりと広がっている。 写真=イタリア北部ミラノの野党選挙集会に参加し、旗を振る主婦たち(3月16日、藤原善晴撮影)
by alfayoko2005
| 2006-04-02 02:21
| ジェンダー・セックス
|
ファン申請 |
||