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パリ・オペラ座総裁が来日 題材発掘し未来へ
2006年04月03日17時48分-朝日 パリ・オペラ座総裁のジェラール・モルティエ(62)が先ごろ来日し、東京で開かれた講演会と記者懇談会で、オペラの未来を語った。ベルギーのモネ劇場や、ザルツブルク音楽祭の総裁も歴任した敏腕プロデューサー。柔らかな物腰で確固とした信念を語る姿が印象的だった。 大の映画ファン。「デビッド・リンチ監督に演出を頼んだが、断られてしまった」=東京都内で 就任は04年。気鋭の演出家を起用し、古典を読み直すのがモルティエの手法だ。「現代の観客には現代のドラマを伝えなければ。観客は自らの人生を舞台に投影するのだから」 その考えを実現したのが今年1~2月、パリ・オペラ座での「ドン・ジョバンニ」。演出は、監督した映画「ピアニスト」が01年のフランス・カンヌ映画祭で2席のグランプリを受けた、ミヒャエル・ハネケに依頼した。ジョバンニにだまされた直後の場面で、ドンナ・エルビーラは乱れたブラウス姿をさらす。酒をあおり、よろめきつつ歌う姿に現実感が漂った。 「挑発的な舞台をつくるのが目的ではない。スコアを十分に理解する演出家を常に選んでいる」。ハネケ演出の全11公演は完売。パリ・オペラ座の1年間の観客80万人の平均年齢は45歳で、就任前の時点より10歳若返ったそうだ。 欧州でも財政難にあえぐ劇場が増えていることには「多すぎるのだから淘汰(とうた)されるのは良いこと」と厳しい。ただ、年1億ユーロの国庫補助と5000万ユーロの私的寄付金があるパリ・オペラ座のトップにそう言われては、他の劇場はつらいだろう。 講演は3時間に及び、熱心な質問が飛んだ。「21世紀は、オペラにとってどんな時代か」との問いに、しばし考えた。 「もしオペラが書かれなくなるとしても、ギリシャ悲劇やシェークスピア劇のように生き続けることができる。映画をオペラに作り替えたり、埋もれた作品を発掘したり、道はある」 パリ・オペラ座のモルティエ総裁「時代に合わせ、演出も革新」 (読売 2006/03/06夕刊)
by alfayoko2005
| 2006-04-04 03:42
| Music
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