米加州知事予備選：民主党左派アンジェリデス氏勝利、11月の本選でシュワ氏と対決へ

再選めざすシュワ知事、知事選の共和党候補に (読売 2006/06/08)

　【ロサンゼルス＝古沢由紀子】米カリフォルニア州知事選の予備選挙が６日行われ、再選をめざすアーノルド・シュワルツェネッガー知事が共和党の候補に選出された。

　知事は、同州で多数を占める民主党寄りの政策に転換後、一時の人気低迷から脱し、７日、１１月の本選挙に向けた活動を一気に本格化させた。

　所属する共和党に有力な対抗馬はなく、知事は同党票の約９割を獲得し圧勝。一方、民主党は、労組の支援を受けたフィル・アンジェリデス州財務長官が候補に選ばれた。

　同州は民主党の牙城だが、元ハリウッドスターの知事は知名度で圧倒的優位に立つ。財政再建策などで共和党色を強め人気が低迷していたが、環境問題などでリベラル色を打ち出し、支持率を回復。７日は各地を回り、「民主党は州が抱える問題の話ばかりしているが、我々は問題を解決している」と訴えた。

シュワ知事の対抗馬決定　米加州民主党
（共同通信） - 6月8日11時36分更新

　【ロサンゼルス７日共同】今年１１月の米カリフォルニア州知事選で、現職のシュワルツェネッガー知事（共和党）に挑戦する候補を選ぶ民主党の予備選が６日行われ、７日未明までの開票で州財務長官、フィル・アンジェリデス氏が選出された。

　ＡＰ通信によると、得票率はアンジェリデス氏が４８％、州会計監査官のスティーブ・ウェスリー氏が４３％。ウェスリー氏が環境保護を訴えたのに対し、アンジェリデス氏は幅広い労働組合の支持で手堅く票を集めた。

　再選に向け立候補を決めているシュワルツェネッガー知事は２００３年１０月の初当選以来、世界的スターとしての人気に乗って順調な滑り出しをみせた。


CALIFORNIA ELECTIONS
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By Michael Finnegan and Mark Z. Barabak, Los Angeles Times Staff Writers
1:48 AM PDT, June 7, 2006