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演劇
東ちづる+内田春菊+野沢直子 タブーなき「性」談 朗読劇「V.M.~ヴァギナ・モノローグス~」 (2006年6月21日 読売新聞) ![]() 朗読劇「V.M.~ヴァギナ・モノローグス~」が、27日から7月2日まで、東京・表参道のスパイラルホールで上演される。海外で大きな反響を呼んだ話題作に、東ちづる、内田春菊、野沢直子の3人が挑む。(多葉田聡) 米国の劇作家イブ・エンスラーが多くの女性へのインタビューを基に、初潮、セックス、出産、レイプなど、様々なテーマについて率直かつ大胆に描いた戯曲。1996年に作者自身の一人語りで初演した後、99年から3人が読み分ける形式となり、メリル・ストリープ、ジェーン・フォンダら有名女優が数多く出演。その後、60か国以上で上演されてきた。 表現があからさまなだけに、性を題材にした漫画を描く内田でさえも「読み物としては面白いけれど、日本で上演するのは無理だと思った」と話す。 東も「最初に(演出の)宮本亜門さんから電話で題名を聞いた時は、『は?』って、ちょっと引いた」と振り返る。さらに、「台本を読んで、ものすごくいいと思ったけれど、日がたつにつれ、勢いで出演を決めたのが良かったのか、とも考えた」という。 米国在住の野沢は、「セックスがこれほどおかしく痛烈に描かれたのは初めて」(ニューヨーク・タイムズ紙)といった評判を聞いていた。「台本も読まずに二つ返事で引き受けた」と話す。 だが、「コメディーだと思っていた」ため、ユーゴスラビア紛争での集団レイプや、アフリカで今も行われている少女の性器の一部切除など、深刻な問題が描かれていることは、台本を読んで初めて知った。 「性器に服を着せるとしたら」「性器が口をきくとしたら」――。奇抜な質問に対する回答などを通し、女性の本音がオープンに語られる。東は「『ほかの人もこう思ってたんだ』という発見がある。女の人は『そう、そう、そう』って笑えると思う」という。 一方、痛々しい経験を率直に告白するくだりでは、「インタビューに答えた女性たちが、自分の人生を賭けてしゃべっているのが伝わってくる」と内田。野沢も「すべてのエピソードが、その女性の人生に直結している」と続ける。 「日本ではまだまだタブー」(東)な内容だけに、「どんな反応が返って来るか、想像がつかない」(野沢)。「もしかしたら、どっと引かれるかも」(内田)という不安もある。東は「女性は自分が女であることをいとおしく思ってくれたら。男性も何か発見し、今までの思い違いに気づいて欲しい」と話す。 制作のホリプロは、今後も様々な配役で上演することを計画している。初演での反応が興味深い。(電)03・3490・4949。 (2006年6月21日 読売新聞)
by alfayoko2005
| 2006-06-24 01:27
| ジェンダー・セックス
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