カテゴリ
お知らせ トランス LGB(TIQ) HIV/AIDS 米政治 国内政治 ジェンダー・セックス バックラッシュ Books Movies Theatres TV & Radio Music Others Opinions 以前の記事
2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
浅野温子 念願の難役 性同一性障害に理解を
「薔薇の微笑―」日テレ系、4日 女優・浅野温子が、7月4日午後9時から日本テレビ系で放送されるドラマ「薔薇(ばら)の微笑 愛すれど心哀(かな)しく」に主演する。演じるのは、性同一性障害に悩む雪乃役だ。女性の心を持ちながら男として生まれたため、性転換手術まで受け、懸命に“女の幸せ”をつかもうとするヒロインを熱演している。(市原尚士) 「本人のつらさ伝えたい」 原作は、夏樹静子が1975年に発表した「黒白の旅路」。性同一性障害は、脳が認識する心理的な性と肉体的な性が一致しない疾患で、小説が刊行された当時は、まだ奇異の目で見られていた障害だった。しかし、最近では、障害を持つ児童を小学校が受け入れたり、競艇の女子選手が男子選手として認められたり、市民権を獲得しつつある。 高橋秀明プロデューサーは、「興味本位で面白おかしくとらえるのではなく、まじめにこの障害をテーマにしたドラマを作りたかった」と話す。主人公は、男と女両方のキャラクターを演じ分けなければならない難しい役どころとなるだけに、配役にも「視聴者が『なるほど、この人なら』とうなずける俳優でなければだめだった」と話す。 偶然、浅野は10年前から「はっきりした理由は分からないけど、ずっと性同一性障害の役に挑戦したかった」といい、周囲にもそう話していた。これを聞きつけた高橋プロデューサーが「しっかりした演技力を持つ浅野さんに、ぜひ演じてほしい」と依頼した結果、快諾が得られた。 難役に挑んだ浅野は「女性の弱さを感じさせる、『守ってあげなきゃ』と思ってもらえるような女性を演じる必要があった。30年女優をやってきて初めての経験で、とっても新鮮に演じられた」と振り返る。男役も初挑戦で、ドラマの中でスーツ姿を披露しているが、「着心地はすごく良かった」と笑う。 高橋プロデューサーと浅野の共通認識は、「性同一性障害のつらさは本人にしか分からない」という点だ。障害に苦しむ主人公の姿を見てもらうことで、「社会的な認知度がより高まり、周りの理解が得られるようになれば」と浅野は期待している。 〈あらすじ〉 行方不明になった義兄・岩田(デビット伊東)を捜していた一級建築士の滝井(岡田浩暉)は、岩田が会社社長の朝永(西郷輝彦)宅に出入りしていたとの目撃情報を入手。しかし、滝井の質問に、朝永の内妻・雪乃(浅野温子)は「岩田をまったく知らない」と答える。そんな中、朝永の刺殺体が伊豆の天城山中で見つかる。 (2006年6月29日 読売新聞)
by alfayoko2005
| 2006-06-30 14:54
| トランス
|
ファン申請 |
||