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新男女共同参画条例案:都城市に同性愛者らが抗議 「性的指向」の例示削除 (毎日・宮崎版 2006/09/15)
都城市は開会中の市議会に「男女共同参画社会づくり条例案」を提出している。合併で失効した旧条例が人権尊重の対象として例示した「性別または性的指向にかかわらず」の文言を削除したことから、全国の同性愛者や人権団体などが反発。14団体と個人396人が14日、連名で長峯誠市長に抗議し、再考を求めた。 とりまとめ世話人で、自らが同性愛者であることを公表した大阪府議の尾辻かな子さん(31)が市役所を訪問。「性別・性的指向による差別を無視し、容認する行為」などと述べ、修正を求める抗議・要請書を手渡した。長峯市長は「性的少数者を排除する考えは全くない。『すべての人』という表現で包括できる」と理解を求めた。 04年4月施行の旧条例は、同性愛や性同一性障害など性的少数者の人権尊重を盛り込んだ先駆的な条例として注目された。今年1月の合併新市の誕生で旧市の条例も失効。新市は新条例の制定に向け、パブリックコメントと「男女共同参画社会づくり懇話会」(15人)で市民の意見を求めた。懇話会は「性的指向」の文言について維持、削除の両論を併記した意見書を市に提出していた。 尾辻さんは「性的・性的指向による差別が存在するからこそ、それを条例に例示するべきだ。他の自治体への影響を考えると黙視できない」と話した。【木元六男】 文言削除は差別容認 大阪府議、都城市長に抗議
by alfayoko2005
| 2006-09-15 17:57
| LGB(TIQ)
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