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October 06, 2006
米下院委、わいせつメール問題で議員ら関係者約50人を召喚へ 調査は4週間以内に終了 世論調査では同問題で民主党支持へ傾斜 【ライブドア・ニュース 6日 東京】 - AP通信によると、米下院倫理委員会は5日、共和党のマーク・フォーリー前下院議員が男子学生スタッフらに猥褻(わいせつ)メールを送っていたとされる問題で、議員を含む関係者約50人を召喚すると決めた。同委は調査を4週間以内に終了する方針だが、11月7日の中間選挙前の結果発表は微妙な情勢だ。世論調査では同問題を選挙投票の判断材料として重要視するという声が高まっている。一方、公になる前にメール問題を知りながら適切な対応をしなかったとして批判を浴びているデニス・ハスタート下院議長は問題の責任を取るとしながらも、議長職には引き続きとどまると述べた。 下院倫理委員会のドク・ヘイスティングス委員長(共和党)とハワード・バーマン委員(民主党)は、召喚の詳細については明らかしなかったが、証言と資料提出の両方を求めていく考えを示した。ハスタート下院議長の広報担当、ロン・ボンジャン氏はAP通信に対し、召喚されれば議長は応じる構えであると語っている。委員会は議長のほかトーマス・レイノルズ下院議員の秘書だったカーク・フォーダム氏を含む現職議員や議員経験者、関係者を召喚するものとみられている。 AP通信と調査会社イプソスが共同で行なった5日発表の世論調査によると、有権者の約半数は11月7日の中間選挙の投票を考える上で猥褻メール問題を「非常に重要」か「かなり重要」とみなしており、そのうちの大半が民主党支持に傾いていることがわかった。調査の全体でも約3分の2が中間選挙の下院議員選で、民主党候補に投票すると回答している。 こうした逆風下のなか、ハスタート議長は5日の記者会見で猥褻メールの問題で対応が不十分であったとして責任を認めたが、選挙区のイリノイ州で再選を果たせば引き続き議長職に留まる意向を明言、辞任を求める声を退けた。ブッシュ大統領も同日、ダナ・ペリノ副報道官を通じハスタート下院議長を支持する姿勢を示している。 事件の中心人物であるマーク・フォーリー氏は、9月29日に下院議員を辞任した後、アルコール中毒者用のリハビリ施設に入所して治療中。所在地は公表されていない。同氏の弁護士によるとフォーリー氏は同性愛者であることを認めているが、未成年者との性的な接触については否定している。 【了】 関連記事: 米下院議長のスタッフに3年以上前に猥褻メール問題を通告=共和党議員の元秘書(10月6日) 分析:米共和党、11月中間選挙に向け苦境に=前議員のわいせつメール事件で(10月3日) 米FBI、前共和党下院議員のわいせつメール問題で捜査着手を検討=中間選挙控える中(10月2日) ライブドア・ニュース 戸塚雅美記者/NK (参照:http://blog.livedoor.jp/emasutani/) 米下院倫理委員会、前議員のわいせつメールで調査開始
by alfayoko2005
| 2006-10-06 19:49
| LGB(TIQ)
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