台湾出身のアン・リー監督、北京五輪の芸術文化顧問に

台湾出身のアン・リー監督、北京五輪の芸術文化顧問に
2006年10月18日

　［北京　１７日　ロイター］　台湾出身の映画監督アン・リー氏が、２００８年北京五輪の開・閉会式の芸術・文化担当顧問に指名された。

　北京五輪組織委員会がウェイブサイトで発表した。オスカー賞の受賞経験もあるアン・リー氏は、中国の映画監督チャン・イーモウ氏と米国のスティーブン・スピルバーグ監督が率いる演出チームに助言を行う。

　アン・リー氏は「グリーン・デスティニー（臥虎藏龍）」で２００１年、複数の部門でアカデミー賞を受賞。今年は、男性同士の同性愛を描いた「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー監督賞を受賞した。