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米中間選挙:同性婚、中絶は論争なし 共和党苦戦の一因に
【ワシントン及川正也】7日に投開票される米中間選挙で、同性婚や人工妊娠中絶など価値観をめぐる論争が影を潜めている。04年大統領選では「分断された米国」を象徴する大きな争点だったが、今回はイラク問題の陰に隠れ、大きな争点にはなっていない。04年大統領選で繰り広げた保守派の反対運動も盛り上がらず、共和党苦戦の一因になっている。 「結婚は一組の男女の結合であり、守られなければならない神聖な制度だ」。ブッシュ米大統領は先月26日、遊説先のアイオワ州でこう強調した。同月25日、ニュージャージー州最高裁が下した同性婚カップルに男女間の結婚と同様の権利を与えるべきだとする判決への反論だったが、同性婚に反対する宗教右派に対し共和党候補への投票を促す狙いもあった。 ブッシュ大統領が再選を果たした04年大統領選では、米メディアの出口調査結果から、投票する際に最も重視したのは「価値観」に関する問題だったことが判明。同性婚や人工中絶が実は最大の争点だったことをうかがわせた。 しかし、今回は様子が違う。最新の各種世論調査では、最大の関心事はどこもイラク。道徳的価値観に関する問題は、八つの政策課題から選択式で聞いたNBCテレビなどの調査では7位だった。これは「イラク問題が大きな比重を占め、価値観の問題を片隅に押しやっている」(選挙アナリストのチャーリー・クック氏)ためとみられる。 また、先月のニューズウィーク誌調査では宗教右派の福音派の白人有権者で共和党候補に投票すると回答した人は、04年大統領選の出口調査より14ポイント低い60%にとどまった。 2日には同性婚反対の全米福音派協会のハガード会長が自らの同性愛疑惑で辞任。ホワイトハウスとのパイプもある有力者で「失望感から宗教右派は投票に行かなくなる」との見方も出ている。 04年大統領選時には、マサチューセッツ州が全米で初めて同性婚を認めたのを受け反対運動に火が付いたが、今回はニュージャージー州最高裁判決後も宗教右派の動きは鈍い。 米ブルッキングズ研究所のトーマス・マン上級研究員は「判決は同性婚を認めるまでには至っておらず、04年ほどの盛り上がりもない」と述べ、民主党優位は揺らがないことを指摘した。 毎日新聞 2006年11月4日 10時24分
by alfayoko2005
| 2006-11-04 14:43
| 米政治
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