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LGBTの家族と友人をつなぐ会[ Weblog ] / 2006年12月06日
裁判の支援を! 今日は裁判支援のメールをいただきましたので、ご紹介いたします。先日の神戸の講演会でもご本人自ら支援を訴えておられました。性同一性障害の方なのですが、「男のトイレは使うな」「女のトイレも使うな」とまで言われたとおっしゃっていました。これが人間が人間に対してとる態度と言えるでしょうか? このような不当な扱いを受けられたことに対しては、怒りがこみ上げてくると同時に本当に情けない思いがします。 先日のミーティングに参加してくださったある友人の方にこのことをお話しましたら、こんなふうにおっしゃっていました。「人は自分とは少し違う人間に出会ったとき、ともすればその人を排除しようとするけれど、それよりもその人を受け入れ、どうすればその人と共存できるかを考えるべきだと思う」と。このような差別の問題は大人の世界の話ではありますが、していることは子供の世界のいじめとなんら変わらないものです。結局は「仲間はずれ」ですね。子供の世界でもいじめの対象になっているのは、見た目や態度や考え方など、みんなとはどこかが違う子です。まず大人が自らの襟を正さなければなりません。 何年も前のことですがこんなことがありました。私の友人の子供さんは聴覚に障害を持っていたのですが、彼女はみんなと一緒に近くの小学校に通わせたいと思って学校長にお願いに行ったところ「きっとついていけないと思うので専門の学校に行かれたほうがいいと思います。いじめられてもいけないので・・」と言われたそうです。たとえば目の見えない人に手を貸すときは、手を引っ張ってあげるより、自分の腕を持ってもらって先に歩いたほうがいいと聞きました。一緒に過ごした経験がなければわからないことです。障害を持った人が道で困っている様子を見ても、健常者にとってはどうしたらいいのかわからないことが多々あります。学校で小さいときから一緒に学んでいれば、どうやって共生していけばいいかわかるようになると思いますし、その人たちから反対に学ぶことも多いはずです。分けてしまうのではなく、どうやったら一緒に学ぶことができるのか、学校は何よりもまずそのことに心を砕いてみるべきではないのでしょうか。 尾辻かな子さんのHPで読んだのですが、LD(学習障害)のDはDisorder(障害)のDではなくDifference(違い)のDではないかと名づける動きがあるそうです。学び方やその速度に違いがあるのであって、決して障害ではない。私も教室にくる子供たちを見ていてそう思います。子供だけではありません。年老いても人間はたとえほんのわずかずつでも学んでいくのです。それが遅ければ障害、みんなと言うことが違えば障害、と名がついてしまうので、今では養護学校はどこも満員の状態だとか。様々な子供たちが一緒に学び、様々な人々が一緒に生きていけないものでしょうか。 この問題の一日も早い解決を願ってやみません。どうぞ応援をよろしくお願いいたします。 自彊館(じきょうかん)闘争にご支援を! <労働者の使い捨てを許さない> <マイノリティ差別を許さない> 2004年9月から約1年半、大阪市野宿生活者巡回相談事業で働いていたKさんに、今年3月、突然の雇い止め通告。雇い止めは、Kさんの性同一性障害を差別した不当なものです。「男か女かはっきりしろ」、「野宿者から蔑視される」など差別的な言葉を浴びせかけられたあげく、仕事を取り上げられ、雇い止めにされまし た。 雇用主の社会福祉法人大阪自彊館側は、団体交渉の席上、雇い止めには正当な理由がないことを認めていますが、セクハラを認めず、雇い止め撤回もしません。Kさんは、泣き寝入りはしたくないと、性同一性障害に対するセクハラへの謝罪と雇い止め撤回を求める裁判闘争に立ち上がりました。 ユニオンぼちぼちも全力で闘っていきます。しかし、裁判闘争には多額の費用がかかります。ぜひ支援カンパをお寄せくださいますようお願いいたします。労働者の使い捨てを許さない、マイノリティ差別を許さないこの闘いに暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。 ※※※※※※※※※※ 裁判カンパのお願い 自彊館闘争支援カンパ 1口1,000円(何口でも) 郵便振替の場合(自彊館闘争支援と明記ください) 加入者名 ユニオンぼちぼち 振替番号 00900-8-263985 ※※※※※※※※※※ 裁判を広めてください! ☆チラシを周囲の友人に渡していただければ、なお幸いです。 裁判支援チラシは、以下から簡単にダウンロードできます。 http://rootless.org/botiboti/jikyoukan.pdf ▼Kさんの思い 突然雇い止めを言われ、有期雇用の労働者の厳しい現実を味わっています。私は入社時に、自分が性同一性障害であることを報告して採用されました。私の仕事は、野宿生活者の巡回相談です。アルバイトとしては人並み以上に仕事をこなしてきたと思います。しかし、新しい所属長はマイノリティを理解しようとせず毛色の違う人間をいかに排除するかしか考えていないかのようで、陰に陽に仕事 をさせてもらえない仕打ちを受けるようになりました。 厳しい雇用情勢下では好むと好まざるとに関わらず、多くの人が非正規雇用に甘んじざるを得ません。誰もが弱い立場に立つ危険性にさらされ社会的に排除の対象にされるかも知れないのです。団体交渉の中で自彊館幹部は「有期雇用のアルバイトは期間が来れば解雇されて当たり前」と言いました。最近、プレカリアートという 言葉をよく聞くけど社会問題として非正規雇用の問題を考えないといけないと思います。私は「嫌なら辞めて他の会社へ行け」と言われたけど、そういうことを言えないような、労働者を使い捨てにできない社会を望みます。個人を尊重する社会でないと誰もが安心して暮らすことなんてできないのだと切に思います。 個人的な抗議に限界を感じ、労働組合の必要性を痛感しました。私以前にも泣き寝入りしてやめていった人もいます。職場がこのままではまた同じことの繰り返しになると思いました。泣き寝入りをしない。労働者の使い捨てを許さない。マイノリティ差別を許さない。だから裁判に訴えることにしました。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。 ---------- ユニオンぼちぼち 毎週土曜日12時~午後6時は労働相談中! 京都市南区東九条上御霊町64-1 アンビシャス梅垣ビル1F 電 話:075-681-6904(FAX兼) E-mail:botiboti at rootless.org URL:http://rootless.org/botiboti/main.htm ***********************************
by alfayoko2005
| 2006-12-07 01:05
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