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サンダース宮松敬子 カナダ・ジャーナル
カナダの「同性婚法案」最終的に決定 保守党の動議否決 去年7月カナダは、長い間懸案だった「同性婚法案」を国として成立させた。言うまでもなく、これは男女の間のみに可能だった「結婚」の定義を「同性同士」にも可能にした法律である。 つまり男性同士、女性同士でもその意思があれば、異性間の結婚と同じ法律を行使できると言うものだ。 カナダはオランダ、ベルギー、スペインに次いで世界で第4番目の国である。 しかし今年1月に行われた連邦総選挙で、自由党が負けたことにより、この法案のゆくえが懸念されていた。 理由は、少数派ながら自由党からその政権の座を奪った保守政党のキャンペーン公約の一つが、この法案の見直しであったからだ。 メディアを始め国民の多くも、すでに決まった法案を再び俎上に載せることには懐疑的であった。 だが同法案に強く反対し続けているファンデメンタルの宗教関係者や、結婚は男女の間のみに成立するとする右派グループの活動により、政治家たちは大きく揺れ動いていた。 もちろん議員の中にも同法案に反対する人々はかなりの数であって、その考えが選挙区で支持され当選した政治家もいる。 そこで保守派の党首であるハーパー首相は、この法案を再開し、再度国会で自由投票を行うべきかどうかについての動議を12月7日議会に提出した。 その結果は反対・賛成が175対123で否決された。 これによって同法案は永久に法律として成立したとみなされ、今後この件に関し再び国会で討議されるようなことは起こらないと決まった。 しかし反対者たちは黙っていない。 結婚は「アダムとイブ」の間のみに可能であって「アダムとスティーブ」の関係はありえないとする人々は、「今後も草の根の運動を通して反対し続けると」意気込んでいる。アメリカの反対運動の活動家も大いに力を貸している。 あるカトリックの神父は、この18年間季節や天候に関係なくオタワの国会議事堂の前で「妊娠中絶」「同性婚」反対を叫び続けており、月~木曜日は6時間15分、金曜日は3時間15分プラカードをもってデモを行っている。 今後こうした根強い反対者たちがどのような運動を展開するかは未知であるものの、一応同法案は終止符が打たれたことになる。 2006年 12月
by alfayoko2005
| 2006-12-12 10:23
| LGB(TIQ)
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