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柳沢発言女性怒った 愛知知事選 有権者の心刺激 (東京 2007/02/05)
女性蔑視(べっし)に対する痛烈な批判が愛知県知事選に如実に現れた。与党が推す現職候補の優位は実績の重みから直前まで動かなかった。選挙戦後半で飛び出した柳沢伯夫厚生労働相による「産む機械」発言が“怒りの風”を巻き起こし、厚労相をかばう安倍内閣の是非をも問う戦いに一変。民主党などが推薦する候補をあと一歩まで押し上げた。政権政党への不信と失望が表れたとの見方は強い。北九州市長選では与党側があっさり野党側に敗北した。柳沢氏はなお「職責を全うする」としている。 「愛知県知事選の接戦は柳沢発言の影響が絶対あると思う。自民を倒すだけの力にならなかったけど、女たちは怒ったんです」。子育て中の働く女性や出産を望む女性約四千五百人でつくるインターネットサイト「ムギ畑」を主宰する勝間和代さんはこう強調した。 サイトには柳沢氏の失言が報じられた直後から「少子化問題が女性だけに責任があると批判されたように聞こえた、などと反発の声が飛び交い、『産む機械』という表現の問題性は当然としても、むしろ少子化対策に励むといいながら、適任ではない柳沢氏をかばった任命権者の安倍晋三首相への不信と失望の声が多かった」と話す。 女性政策研究家で東海大北欧学科講師の三井マリ子さんも「中高年以上の男性も『産む機械』発言から『産めよ増やせよ、国のため』といった戦前の風潮を感じ取り、現政権への不信感を強める人が多い」と話す。 川上和久・明治学院大教授(政治心理学)も「柳沢発言は女性だけでなく、有権者に広がる政治不信を刺激した」と指摘。「地方では談合が相次いだし、直前には宮崎県知事選でそのまんま東(東国原英夫)さんが当選した。愛知でも『変えなきゃ』というムードが広がる可能性は十分にあった。柳沢発言は政権政党に対する不満を一気に押し上げ、政治不信を強める触媒になった」とみる。 一方、ジャーナリストの桜井よし子さんは「柳沢発言はばかばかしいし、有権者の感情に火をつけるということは十分に認める」と断った上で、「(北九州市長選の)北橋健治氏の当選は想定範囲。柳沢発言が選挙結果を大きく揺さぶったのかどうかはそう簡単にはいえない。投票率が上がると民主党が強いといわれながら、愛知県知事選で(与党系の)神田真秋氏が勝った。いずれにせよ、一勝一敗が想定の範囲だとすれば、民主党の小沢一郎代表も安倍首相も相手を圧倒するまでに至らなかった」と分析した。
by alfayoko2005
| 2007-02-05 08:26
| ジェンダー・セックス
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