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さすが、「強者におもね、弱者をいじめる」読売の面目躍如です。
2月6日付・編集手帳 丹念に拾い集めたつもりなのに、足の裏でぐしゃりと音がした。節分の夜にまいた豆がしばらくは家のあちらこちらに残っているのは毎年のことで、暦の春はいつも足の裏から訪れる ◆豆まきは鬼に豆を数えさせ、視力を衰えさせる儀式であると、博物学者の南方熊楠(みなかた・くまぐす)が「十二支考」に書いていた。まいた後は攻守ところを変え、人間さまが拾うのに目を凝らし、少しばかり鬼の気分を味わうらしい ◆政治家、政党にとって鬼より怖いのは有権者である。じっと見つめられては困るもの、そっと隠しておきたいものがあれば、有権者の目をくらまし、視力を消耗させるために、豆をまくこともあるだろう ◆柳沢伯夫厚生労働相の述べた「産む機械」、それ自体は弁護の余地のない、紛れもない暴言だが、永田町から連日飛来する大量の“柳沢豆”を身に浴びていると、「見られて困るものが、ほかにお有りですか」と尋ねたくもなる ◆政治資金の処理で脛(すね)に傷をもつ政治家は、世間の目が柳沢氏に集中し、ほっとしているだろう。勉強不足から感情に走った対米批判を口にし、日米関係をぎくしゃくさせた安全保障担当閣僚なども、安堵(あんど)組に違いない ◆まかれた豆はきちんと数える。同時に、それのみに視線を消耗させぬよう、用心は怠るまい。足の裏を払いつつ、目薬を差す春である。 (2007年2月6日2時8分 読売新聞)
by alfayoko2005
| 2007-02-06 11:39
| ジェンダー・セックス
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