Japanese city registers a man as "female"... by mistake

山形市大チョンボ、男性の戸籍を女性と誤記載２０年
2月15日12時0分配信 読売新聞

　山形市が、市内に本籍を持つ東京都内の男性（２０）の戸籍に、２０年間にわたって「長女」と誤って記載していたことが１５日、わかった。市は「単純な手続きミス」と謝罪した。

　同市市民課によると、大阪府に住む男性の姉（２３）が、パスポート申請のため戸籍謄本を取り寄せ、弟である男性の続柄が「長女」となっているのに気付いた。男性の父親（５６）から指摘を受けた同課が、山形地方法務局に保管されている男性の出生届と照合して、市側のミスが判明した。

　市は、出生届をもとにタイプして戸籍を作成しており、男性の戸籍は、その際に打ち間違えた可能性が高いという。

　戸籍の訂正には、誤記載の部分に棒線を引くか、戸籍自体を書き直す「再生」の２種類があり、同課と父親が、どちらの方法で訂正するかを協議中。同課は「戸籍を作る際は複数の職員で確認しているが、見逃してしまった。申し訳ない」としている。