同性愛侮辱で「十字砲火」＝米軍統参議長、防戦に大わらわ

2007/03/14-07:01 同性愛侮辱で「十字砲火」＝米軍統参議長、防戦に大わらわ

　【ワシントン１３日時事】イラク情勢の泥沼化に絡んで米軍上層部への風当たりが強まる中、今度は制服組トップのペース統合参謀本部議長が１３日、同性愛者を侮辱する発言を口にし、激しい非難の「十字砲火」を浴びている。同性愛を擁護する人権団体の怒りは強く、ペース議長は国内にも「新たな戦線」を開いてしまった形だ。

　ペース議長はシカゴ・トリビューン紙とのインタビューで、「軍人が他人の妻と寝ることは不道徳である」と述べた後に続けて、「同性愛行為も不道徳であり、大目に見ることはできない」と、不倫行為と同性愛を同列に置いて批判した。

The Swamp (Chicago Tribune)